北海道旭川市にある「三浦綾子記念文学館」は
全国の三浦綾子ファンの基金によって建てられた民営の文学館。
小説「氷点」・「塩狩峠」などで知られる作家・三浦綾子氏は、旭川市出身。
JR旭川駅東口にあるのは「氷点橋」、氷点橋から文学館へ続く約1.4kmの道も「氷点通り」というのです。
私も氷点橋・氷点通りをてくてく歩いて文学館へ向かいました。
そんなに長い距離じゃないので、季節・天候が大丈夫そうなら徒歩は結構オススメ。旭川のまちも見れますし。
なお、私が訪問したのは2021年4月上旬。まちのあちこちの路肩に雪が残っているという状況でした。
※なお、文学館内にあるパネル「外国樹木見本林」(写真↑)には、52種1万2000本の樹種が植栽されている、となっています。
こちらの企画展で取り上げられている作品「銃口」。大きなパネルの体験型展示があります。
三浦綾子記念文学館
なんだかステキな雰囲気の立地ですよネ☆o。..:* ☆.。
自然休養林「外国樹種見本林」の中にあります。
外国樹種見本林は小説「氷点」の舞台とのこと。
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「氷点」に登場した樹木にプレートが付けられてるようです
なお、一般社団法人旭川観光コンベンション協会HP掲載情報によると(2021年4月10日時点に確認)、
外国樹種見本林は、外国種の樹林が北海道で育つか観察するため、ストローブマツやヨーロッパカラマツなど約30種の樹木を1898(明治31)年に植栽した人工植栽地とのことで、北海道で最も古い外国樹種人工植栽地の一つ。現在は18ヘクタールの敷地に52種約6000本※が育てられているとのこと。近くには美瑛川が流れていたり、エゾリスが住んでいるンだって(*´▽`*)
文学館内からの眺め
三浦綾子記念文学館の入館料金は、
大人700円・学生300円(小中高生は無料)。
なお、おトクな電子チケット(割引&カフェ特典)もあるので、
詳細や最新情報は文学館HPを要チェックです。
受付入ってスグのところ
受付の方によると、1階はショーケースに入っているものなどを除いて写真撮影可能とのこと。
確か企画展は一部のみ撮影可能だったかと・・・現地にも撮影の可否の案内があるかもしれないので、適宜ご確認ください。
1階はミュージアムショップと常設展(2018年4月にリニューアル)。
常設展では三浦綾子氏の歩みや、作家活動に関する資料展示など。
印象的だったのは・・・
確か、三浦氏の作品が連載されていた雑誌が何冊か展示されていたと思うのですが。
それぞれ読者層が実に異なる雑誌で。
小説好きが手に取るもの、児童向け、そして
今でも刊行されている、あのティーン向けファッション誌にも連載されていたとはヽ(゚Д゚)ノ! 意外でした。
といいますか、わたしはその雑誌を手に取ったことがないので(;'∀')でも小説が載っているイメージは・・・ないかナ(今でも連載してたらごめんなさい)。
2階は企画展です。
終戦75年企画展「アノ日、空ノ下デ君ハ何ヲ想フ」
(会期:2020年4月4日~2021年5月23日)
今回の企画展で使われている絵ですが。
作品「銃口」・「青い棘」などの登場人物がパネルに描かれています。
再び1階。
それはコチラの文学館の学芸員の方が描かれたとのことですヽ(゚Д゚)ノ!!
企画展だけでなく、ミュージアムグッズやパンフレットの絵も手掛けられていると伺いました。
すごい。
なお、2階には、三浦綾子氏と夫・三浦光世氏の仲睦まじい雰囲気の写真や、三浦綾子氏が光世氏に宛てたサインがずらり展示されてありました。とても印象的でした(*´▽`*)
「お気に入りのカードを記念にどうそ」というユニークな仕掛け。
地名や日付入りのカードです。
たとえばコチラは「5月24日」。
この日付に由来した三浦綾子氏の作品の一節が裏には綴られてる、ということでは??
記念館の向かいにあるカフェメニュー。
軽食やスイーツがあります。
【三浦綾子記念文学館】
所在地 北海道旭川市神楽7条8丁目2-15
JR旭川駅から徒歩約20分。
なお、文学館から徒歩5分のところにバス停あり。
交通アクセスの詳細は文学館HPをご確認ください。
※塩狩駅そばにある記念館へも行きました。
◆「塩狩峠記念館(三浦綾子旧宅) 4月に入っても辺りは白銀の世界」(2021年4月8日付)
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