2023年9月27日水曜日

【西湖いやしの里根場】20棟の茅葺民家が復元された日本の原風景広がるスポット(2023年9月中旬)

「西湖いやしの里根場(ねんば)は、1966(昭和41)年9月の台風災害により被害を受けた旧根場地区跡に、20棟からなる茅葺民家の集落を復元した観光交流施設。
まるで日本の原風景のような景観が広がっており、
かなり美しく整備・維持管理されてます。フォトジェニックスポットも充実。
なんとペット同伴可ฅ՞•ﻌ•՞ฅ♪(ただし、建屋内は同伴不可)。
2023年9月中旬の訪問。
どんな感じだったか、レポ。

富士山は、いやしの里根場内のいろんな場所から見えるョ♪

所在地 山梨県南都留郡富士河口湖町西湖 根場 2710

駐車無料。
西湖いやしの里根場の入場料は大人500円・小中学生250円。
駐車場周辺にも飲食・土産物店アリ(後ほど)。

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駐車場から受付までは徒歩3分ぐらい?
本沢川沿いを歩いていきマス。

受付前。
すンごく立派なニジマスが泳いでましたヽ(゚Д゚)ノ
けど触らないようにご注意を。人の体温は魚にとっては熱すぎるのです。


マップ

催し物などの案内
なんせ施設内には20棟もの民家があるのですから

「くつろぎ屋」広い板の間になってて、靴をぬいでくつろげマス。
縁側は特にフォトジェニック。
往路で見たときは、全部風車ついてたかナ?

けど、復路で寄ったときは、床に落ちてた。それはそれでアートみたいだった。


道具はシルエットみたい

また、くつろぎ屋は、茅葺屋根の内側(?)を見上げることができるスポットでもありマス。

施設内の植栽もイイ感じなのです

茅葺い屋根に植物繁る。こういう様子、たまに見ます。

「せせらぎ館」

5000枚の折り紙で構成される赤富士(葛飾北斎の「凱風快晴」)

小壁・・・という箇所でしょうか。に、飾られた絵。かわいらしい

せせらぎ館は、4月~11月の週末、富士河口湖町に伝わるスズ竹工芸の実演を見学できるとのこと。
我が家が行ったときも実演されてました。
ありがたい、貴重な機会です。もっとじっくり見るべきだった。
カゴなどが展示されてある。かわいい・・・



「砂防資料館」は、1966年9月の土石流災害の様子や復興の過程についてのパネル展示などがあります。

1966年9月、山梨県の富士五湖周辺は、秋雨前線と台風24号の影響で雨が降り続き、さらに台風26号による激しい雨が追い打ちをかけたことにより、御坂(みさか)山地南側斜面を流れる本沢川、三沢川で土石流が発生。それぞれ足和田村の根場地区・西湖地区を襲い、甚大な被害が発生しました。
この災害(「足和田災害」)で、根場地区は「全滅に近い被害を受けた」と現地のパネルに記されていました。根場地区については、もう今までの場所には住み続けられないと、従来の集落から300mほど離れた西湖西岸の青木ヶ原県有地へ集団移転。西湖地区でもこのまま住み続けるのは危険という意見が多く、西湖対岸にある前浜の県有地へ移転を決めました。新しい根場地区は1968(昭和43)年、西湖地区もその翌年に完成し、ゆたかな自然をいかした「民宿村」として再出発したとのことです。

・・・展示資料を見て、自然災害の想定を超える恐ろしさを感じるとともに、悲しい気持ちになりました。
しかし、歴史を…ほんの少しかもしれませんが、知ることができるのは貴重な機会です。

山梨県の土砂災害防止に関する絵画・作文コンクールの入賞作品(子どもたちの作品)も展示されていたのも印象的でした。

「足和田土砂災害復興50周年記念碑」

本沢川沿いにずらりと咲いているのは萩の花かナァ?

富士山がチラリ(写真向かって左側)

「見晴らし屋」では、
「まんが日本むかし話」の作画・演出としても知られる画家・前田こうせい氏の原画展が開催中でした。
西湖いやしの里根場HPによると、前田こうせい氏は富士河口湖町出身で、富士吉田市在住だそうです。
建屋入口にて。かわいー(*´▽`*)

サルスベリが美しい

万華鏡づくり体験もできる場所があるのです

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「陶と香のかやぬま」は、
富士吉田市在住の陶芸家が主宰する陶芸とお香の館。
店主の作品をはじめとする器やお香関連グッズがずらり。
「わんちゃん足型陶芸体験」などもできるョ☆

コチラで空豆型?の箸置きを買いました。かわいくって(*´▽`*)

軒先に美しい生地。「富士山しるく」
根場集落がある富士北麓地域では、古くから養蚕が盛ん。現在も隣接する富士吉田を中心に一大織物産地。
コチラのお店は、富士吉田に江戸時代から続く織物業者が運営。自社製品を中心に、国産シルクのスカーフやネクタイなどの服飾雑貨をお値打ち価格で販売・・・とのこと。
・・・確かに!実際に店内をチラリしたところ、ネクタイの柄が日本っぽくてユニークなうえ、お値段も、他ならもっとするのでは?!という感じで。良いお土産だと思った(インバウンド客にも需要あるのでは?)。

「おもいで屋」
土産物店。富士山にちなんだ雑貨がイロイロあり、私はコチラの手ぬぐいと遭遇した際は、こりゃ買うっきゃないっしょ☆という感じで
「絵てぬぐい 北斎 豆柴と大波」(1300円+税)
葛飾北斎の「富岳三十六景 神奈川沖浪裏」がモチーフかしら。
豆柴がたくましい船乗りになってマス☆彡

鍵掛峠登山道入口。峠は西湖いやしの里根場の北側にあります。

この道を進んでいくと・・・
「陶と香のかやぬま」の裏手を通ったり
(イラスト、かわいい(*´▽`*))

「旧渡辺住宅」に到着。
国登録有形文化財(建造物) 西湖いやしの里根場旧渡辺家住宅主屋。
穏やかな傾斜地に南に面して建つ。屋根を兜造風とする茅葺の養蚕家屋。江戸時代末期に建てられ、1966年の台風26号災害以前から残る貴重な建造物。
中も見学可。

前に広がるのは桑畑かしら・・・with 富士山。

とてもきれいに整備されている施設にもかかわらず、
ワンコฅ՞•ﻌ•՞ฅと一緒に散策できる、ありがたいスポット。
・・・ですが、この日は結構な暑さで(;´Д`) ちょくちょくワンコを休憩&水のませつつ、めぐりました(建屋内の見学はツレと順番で)。
時間帯(日の当たり方)によりけり?かもですが、我が家が滞在したタイミングではあまり日陰がなく(9月中旬11時台)、かつ東屋のような場所は多くなかったです。
なので、暑さが苦手なペットちゃんは天気や季節によってはご留意を。

茅葺の・・・ワンちゃんハウス??

なお、施設内には飲食店が3軒ほどありマスが、
我が家は帰り道、駐車場そばの飲食店で昼食。
「茶処ももや」にて。
ももやさんも、向かい側のお店もテラス席ペット同伴可。

<メニュー>
山梨名物「ほうとう」も食べれマス。 ハラールメニューもあるョ。

お茶を出してくださりました

私は「おろしぶっかけそば」(750円)を注文

おっきな天然なめこ入り! ぷりぷり☆

山菜はなかなか食べれる機会がナイので。苦みがあって、それはそれでよし。

蕎麦はお店で打っているものかしら???と、ツレと話してました。特徴的な麺。

つゆにワサビはあまり入れなくてよかったかナ(そのまんまで十分おいしかったから)。
まんぞく!

ツレは「冷やしとろろそば」(750円)にしてました。

テラス席からも富士山がチラリ

なお、西湖いやしの里根場の滞在時間は・・・駐車場から出て、戻ってくるまで(食事時間を除く)と2時間15分程度。
我が家はワンコฅ՞•ﻌ•՞ฅ連れだったため、ざっと見ただけの箇所もあるので、
ひとつひとつじっくり見ていくと、もちょっと時間かかるかもしれない。というか、余裕があれば、いくらでも滞在したくなるぐらい、ステキな場所でした。

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