2020年3月5日木曜日

東海道由比宿さんぽ 絵になるまちなみ 宿場町に関する案内板が豊富 

東海道の「由比宿」(静岡市清水区)をさんぽしました。

現地にある案内板によると・・・・・・
慶長6(1601)年、江戸幕府は東海道に宿駅伝馬制を設け、由比宿はこの年に宿場として指定されました。
由比宿は江戸から16番目の宿場。大名や高貴な人が宿泊する本陣、彼らの道中での馬や人足を調達する問屋場、一般旅行客の宿泊・休憩する旅籠・茶屋などがありました。
「東海道宿村大概帳」によると、由比宿の街並みは東西5町半(約600m)、宿高340石、人口707人、戸数160軒あり、このうち本陣1、脇本陣1、旅籠32となっている。由比宿は小規模だったため、義務であった100人・100匹の常備の人馬を置くことができず、近隣の村を加宿として応援してもらいました。
宿場の西端にある由比側は仮板橋で、大水が出るときは取り外すので川留め(通行止め)になりました。
宿場の中心だった由比本陣は、本陣館、土蔵、離れ座敷がありました。1300坪(約4300㎡)の広大な敷地、馬の水飲み場の石垣などが当時の姿を留めています。
・・・・・・とのこと。

絵になるまちなみですネ。
景観を維持・管理されていて、スゴいナ~☆



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このアト由比本陣公園に立ち寄ったので、公園の駐車場にクルマを停めました。
由比本陣公園の駐車場は2か所あるようです。



では由比宿の様子。
こちらの重厚な建物(写真↑)は、国の登録有形文化財。
明治33年創業の庚子(こうし)銀行本店として大正14年に竣工。
庚子銀行は、昭和3年に駿州銀行に吸収合併、昭和23年には清水銀行に改称されて、
清水銀行由比本町支店となった。・・・・・・とのこと。
現在も、清水銀行由比支店本町特別出張所として営業されているようです。


コチラの商店(写真↑)。徳田屋さんそのそばにも案内アリ。
「脇本陣徳田屋」
由比宿には脇本陣をつとめた家が3軒。そのうち、江戸時代中期につとめたのがコチラのの徳田屋といわれている。江戸時代後期の東海道分間延絵図には、この徳田屋の位置に架かれています。・・・とのこと。


徳田屋の隣にある「井筒屋」でランチしました。
→◆「井筒屋 由比定食 大きな身の桜エビのかきあげ 東海道由比宿」(2020年3月4日付)


ミカンの無人販売所があったョ。

緑の建物・・・何かの商店だったのかナ?


人目を惹く建物。
「東海道由比宿 おもしろ宿場館」だったところ。もう営業してないようです。
以前は弥二さん喜多さんのペアで設置されていたようですョ。
でも思わず撮影したくなるスポットであることは間違いないです。


その向かい側の建物。
かわいー(*´▽`*)
グーグルマップのストリートビューで見ると「和紙と錦織の館」という看板が出てるのですが・・・私が行った時点ではそういった看板は見当たらず。
表札には「株式会社由比罐詰所寄宿舎第三寮」と書かれているような・・・
建物を西側から見る。結構奥に長い。


御菓子屋さん「松風堂」。なんとレモンケーキが販売されてた!・・・けど売り切れだった(;'∀') 人気なんだネ。

松風堂さんの建屋のトナリにあった案内板。「加宿問屋場跡」
ここは江戸時代に加宿11ヵ村(北田、町屋原、今宿など)が共同で問屋を設営したところ。・・・・・・とのこと。

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コチラは・・・

「明治の郵便局舎」(平野氏宅)
江戸時代、文書の送達は飛脚便で、由比宿では朝日麟一氏によってその業は行われ、飛脚屋と呼ばれています。明治4(1871)年3月、郵便制度の創設で、飛脚屋は由比郵便取扱役所となり、さらに明治8(1875)年1月、由比郵便局と改称。
明治39(1906)年5月、平野義命氏が局長となり、自宅に洋風の局舎を新築、明治41(1908)年1月から郵便局を移転。この局舎は昭和2(1927)年7月まで使用され、現在は平野氏私邸となっている。・・・・・・とのこと。


そのとなり。

「脇本陣饂飩屋」
由比宿にあった脇本陣三軒のうち、江戸時代後期から幕末にいたるまでつとめたのが、この饂飩屋。・・・・・・とのこと。


コチラの塀に囲われた場所が「由比本陣公園」

所在地 静岡市清水区由比297-1
(JR東海道本線「蒲原」駅から徒歩21分)


なんと濠にはカメさんがずらり。
この濠は「馬の水呑場」とのこと。
幅1m、東西20m。むかし大名行列の馬に水を呑ませたり、身体を洗ったりしたところ。水深ももとは60㎝メートルもあったンだって。

なお、由比本陣公園前にはコミュニティバス「ゆいばす」の停留所があるョ。


由比本陣公園の向かい側にある「正雪紺屋」。

→◆「正雪紺屋 由比宿にある染物屋 かわいい手ぬぐいがずらり☆彡」(2020年3月4日付)


由比川の方へ向かいます。


 由比川に架かる「由比川橋」

由比川橋の北側

由比川橋の南側。東海道本線がすくそば

由比川橋


クルマに乗って、由比川橋を渡って、さらに西へ向かいました。

JR東海道本線「由比」駅へ向かう道すがら
観光地ッポイ

由比駅前。「由比桜えび通り」のゲートがあります。

私が行った日は天気が良くなかった(このあと静岡市周辺はザーザー降り!)からかもしれませんが、
少なくともこの日の由比宿は、観光客でごったがえしていたわけではなく、静かで、息抜きできる感じの場所でした。
穴場スポットを見つけれた気がして、ウレシカッタです(*´▽`*)
あわよくば由比駅~蒲原駅間を通して歩いて、風景をもっと堪能したかったナ☆彡と思いました。元々まちあるきがスキなので、肩の力を抜いて歩ける距離ではないかという印象を受けました。

訪問年月:2020年2月

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