2023年4月8日土曜日

【奈良ばい谷戸】日本の原風景残る里山 小野路宿里山交流館前から楽しく散策【2023年3月下旬】

「奈良ばい谷戸」は、
東京・町田の図師町・下小山田町に接し、谷戸は東西方向に500m~800m程伸び、斜面には様々な落葉広葉樹林が広く分布。主に町田市小野路町に位置しています。
長年林や谷戸の田畑のほとんどが手入れされておらず、荒れていた時期がありましたが、
市民の力によって再生が進められており、現在はどこかなつかしい里山風景を見られる場所になっているとのこと。

今回私は、小野路宿里山交流館から「奈良ばい谷戸」へ向かいました。
 ※小野路うどんを食べてから行きました(*´▽`*)
  →◆「【町田市】小野路宿里山交流館で小野路うどんを食らう【2023年3月下旬】」(2023年4月7日付)

ルートはコチラ↓

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写真は全て2023年3月下旬時点での現地の様子。

まずは都道156号線(町田日野線)沿いを進んでいきます。

・・・が、スグに、なんだか楽しそうなカフェが営業中♪

「KuKuna Cafe」というのだそうです。
ワンプレーとランチ、いいなあ・・・また頑張ってお腹空かせてココに来ようかナ♪


バス停「中宿」。まだまだ進むョ。
この辺りの都道156号線は景観を意識した整備がされていますネ。

道沿いに現れる案内板。
「小野路」の地名の由来は諸説アリ。
「大日本地名辞書」によると、平安時代の牧場地帯「小野牧」(現在の八王子市から日野市・府中市・稲城市・多摩市・町田市北部を含む地域)への入口
「武蔵名勝図会」によれば、武蔵七党の一つの横山党の祖である小野氏との関係によるもの、
「鶴川村誌」では、「小野郷」(現在の府中市域内)への道筋ともいわれています。
小野路は、長らく交通の要所で、江戸時代に東海道と甲州街道を結ぶ脇往還として、また江戸中期以降は埼玉方面から大山詣でに行き来する人々でにぎわう宿場となっていました。
江戸時代には近隣の三十五ヶ村をまとめる組合村の寄場として見張番屋が置かれ、明治時代には登記所や郵便局などの公的施設ができ、小野路は地域行政の中心的な役割を果たしました。・・・とのこと。
そして、江戸時代後期の小野路宿略図も載ってます。

「小野路公会堂」 まあるいところがステキですネ。

ほっこり

バス停「小野路」手前の交差点で、南西の道へ入りマス。

いよいよ、森へ・森へ・・・

まだ桜が咲いているタイミングでした。

かわいいツバキ。
ツバキって長い間咲いてるけど、花びらがぜんぶフレッシュなタイミングで遭遇するのって案外難しい。

だんだん茂み感アップ

「小野路ふれあい広場」というのがあります。何かイベント開くときに使われるのかしら?

おぉ! イイ感じになってきました。


空が開けた高台。

様になりすぎるカラス

ムラサキの花が群生してました。カワイー
さっき里山交流館の企画展で、奈良ばい谷戸では複数種類のスミレが見られる、と紹介されてたから、スミレかナ?と思ったけど、
たぶん違うのかナ。ムラサキハナナというものッポイです。

モーモーさんスポットに来ました(*´▽`*) 
「萩生田牧場」
牛さんに漂うゆっくりとしたリズムって独特よね。

印象的なツリー

来た道をちょいとだけ引き返し、再び奈良ばい谷戸方面に行ける道へ。

展望スポット・・・らしいですが、
うーむ。見晴らしは微妙。
テーブル席があるのがありがたいですネ。



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引き続き森へ・森へ・・・

さすがにコチラはスミレでしょう☆
さりげないのに、なんてかわいい。

ほぼ道なりに、まっすぐ進んでいきましたが、
途中で、道がYの字に分かれていて、まっすぐではなく、引き返すような方向に伸びる道に入りマス。
なんて説明したらいいんだろう・・・(;'∀')
まっすぐ進んでいくとね、「図師小野路歴史環境保全地域」の案内板が立っているのです。
奈良ばい谷戸へ行くのは、その看板があるほうではないです。
看板の少し手前に、前述した引き返すような方向に伸びる道があるンです。

その道を進んでいった先の様子。

その道に入って少しすると、送電線の鉄塔があります。

小野路城址や城通の道しるべがある道を進んでって

やた! たどり着きました☆彡
この辺りは既に「奈良ばい谷戸」だと思われマス\( 'ω')/

奈良ばい谷戸とは・・・
小野路宿里山交流館で開催されていた展示会(奈良ばい谷戸展。2023年3月8日~28日)での説明書きによると・・・
多摩ニュータウン開発事業を行っていた住宅都市整備公団(現UR)は、奈良ばい谷戸を含む小野路西部地区にて土地区画整理事業を行うことを1993年に決定し、用地買収を開始。しかし、社会情勢の変化により、2002年に土地区画整理事業を中止。その後、「北部丘陵まちづくり基本構想」を策定した町田市が、奈良ばい谷戸のUR所有地を取得、2005年市民ボランティアを募り、里山保全活動を開始し、放置された田畑を再生、樹林地・散策路・水路の整備、炭焼きを実施。収穫した米、芋などは学校給食等で活用。
そして2009年に市民ボランティアが中心となり、NPO法人「まちだ結の里」を設立し、活動を継続。
里山保全活動のほか、市民参加の田植えや稲刈り、たけのこ堀りなどといったイベントも開催しています。
日本の原風景のような里山の保全活動のほか、
市民参加の田植え、稲刈り、たけのこ堀りや、
シノダケを利用した「めかい籠」作成などといったイベントも実施。
2015年には「自然と共存した持続可能な地域づくり」の活動が認められ、一般社団法人関東地域づくり協会、公益財団法人日本生態系協会が主催する「関東・緑と水のネットワーク拠点百選」に選ばれました。・・・・とのことです。

コチラのハウスは炭焼き小屋だそうです

道なりにのんびり進んでくョ・・・

おなじ谷戸なかま(?!)の寺家ふるさと村(横浜市青葉区)を思い出すネ。
てか、寺家ふるさと村って町田市に隣接してるけど、ココも町田よ(;'∀')!広っ

ひなたぼっこ

畑仕事の際、この切り株に座って、一休みしたりするのかナ?



花桃かナ?


みずたま


めちゃほっこり風景

久々に鹿威し見た(写真向かって右)






奈良ばい谷戸の西端まで来ました。
西端は、路線バスが走る道と接しています。向かい側には小山田緑地。
辺りは町田の中でも有数の緑が多い地域。
・・・奈良ばい谷戸、行ってヨカッタ(*´▽`*) 
それにしても、このあたりは谷戸が多いンですネ。

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