2019年7月13日土曜日

恩廻公園調整池(川崎市麻生区)バクの流域学習スタンプラリー① 展示室と広場 川のそばまで

鶴見川沿いにある「恩廻公園調整池」(川崎市麻生区)へ行ってきました。

恩廻公園調整池は恩廻公園(鶴見川の旧河川敷)の地下にあり、
洪水時の水を一時的に貯留する施設です。
鶴見川は昔から「暴れ川」として有名で、洪水の多い川だったとのこと。
洪水対策として建設された水を一時的に貯めておく大きな施設として、
恩廻公園調整池のほか、横浜市都筑区川和町に「「川和遊水地」(横浜市交通局「川和車両基地」の下)があります。
恩廻公園調整池の地上は、管理棟や広場などがあります。
管理棟1階は、恩廻公園調整池の構造や鶴見川とその周辺の自然を紹介する展示室です。
入場無料です。
管理棟
展示エリアはコンパクトですが、だからこそ、一つ一つ見る余裕があるので良いナ~と思いました。ホントわかりやすかったですョ。

※なお、恩廻公園調整池の地下トンネル施設は見学可能ですが、こちらは予め申し込みが必要。
詳細は、神奈川県HPをご確認ください。見ごたえありそうです・・・!

スポンサーリンク


展示室はこんな感じでした。

ボタンを押すと、鶴見川や施設の説明に関するビデオ(5分程度)上映がはじまります。
写真(↑)のときは、ちょうど地下のトンネルのシーンです。

映像と連動して模型に光がつき、水の動きを説明しています。

穴ののぞくと、鶴見川の生きものの模型が見える。こういう展示ってカワイイ(*´▽`*)

鶴見川は、東京都町田市上小山田の「源流の泉ひろば」の湧水(日量1300トン)を発し、
多摩丘陵、川崎市麻生区を通り、横浜市北部をほぼ西から東へ流れ、東京湾にそそぐ一級河川。長さ42.5km、流域の範囲は235k㎡。
鶴見川の昔の洪水は、自然の地理的特性が主な原因だったけど、
流域の市街化が進むと、自然の保水力が減って、雨が降ると河川に一気に流れ込み洪水が起こるようになりました。
そこで、鶴見川流域では調整池を作ったり緑地保全を進めたりなどして、治水対策が進められているとのこと。

恩廻公園調整池は、容量約11トン(中学校のプール約330個分)。洪水時の一秒間に33㎥の水をトンネルを流し込める。1時間に約60㎜(10年に1度の確率)の大雨に対応できるとのこと。

・・・といったことが、パネルで、わかりやすく紹介されています。

恩廻公園調整池のしくみ

スポンサーリンク



なお、只今、「バクの流域ワンダーランドスタンプラリー2019」の開催期間中です。
恩廻公園調整池はスタンプ設置場所であり、スタンプラリーの台紙も置いてありました。
【バクの流域ワンダーランドスタンプラリー2019】
会期:2019年4月27日(土)~10月31日(木)
参加賞交換期限:2020年3月末日

鶴見川流域でスタンプを集めながら、
鶴見川の治水対策や自然などについて学べるイベント。
流域の施設・拠点・イベントなどでスタンプが貰えます。
スタンプ2個以上から参加賞の記念品と交換可。
参加賞の交換場所は、鶴見川流域センター(横浜市港北区)です。

私もスタンプを集めましたョ。

次は、恩廻公園調整池の屋外エリアについて。
こんな広場があります。
階段を上って、さらにその先の階段を下れば、鶴見川のそばまで行けます。

鶴見川の風景





「河川管理境界」の案内板がありました。
川でもこの辺りが町田市と川崎市の境目ということなのでしょう。

反対側の護岸にキリン。
川の水の深さを示す目盛りですよネ。

鶴見川沿いにある自転車・歩行者専用道路への入口もありました。

訪問年月:2019年7月

※バグの流域学習スタンプラリーで巡った施設はコチラ。
「川和遊水地展示室(都筑区川和町)バグの流域学習スタンプラリー② 調整池は車両基地の下 壁面のバクちゃんとマップ」(2019年7月14日付)
https://fuwarimeguri.blogspot.com/2019/07/blog-post_55.html
「鶴見川流域センター バクの流域学習スタンプラリー③ 鶴見川流域水族館 ウナギ・ナマズ・アユ・グッピー・・・ わかりやすく、おもしろい展示」(2019年7月15日付)
https://fuwarimeguri.blogspot.com/2019/07/blog-post_43.html#more

スポンサーリンク

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。

以下、人気の投稿