東京都町田市中心部にある「町田市民文学館ことばらんど」では、
「2020 ニコニコ絵本原画展」と「20×20 原稿用紙展」が併せて開催中だョ。
いずれも前期の会期は2020年9月19日~12月20日で、観覧無料。
とても面白かったので、後期(2021年1月9日~3月28日)の開催も楽しみ(*´▽`*)
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なお、「2020 ニコニコ絵本原画展」のみ写真撮影可能です。
展示会場のレイアウト、ステキ☆o。..:* ☆.。
ずっとカサカサカサ・・・という物音がかすかにしててネ。 何かの気配?!みたいなンですが、それはおそらく、天井の雲?とかが扇風機の風で掠れてる音なンですネ。
来館者らが絵本の世界に片足踏み入れたかのような感じを受ける、ユニークな演出だと思いマス(*´▽`*)
さらに言えば、マスクが必須な社会情勢ということもあって、暑いから、扇風機の風が・・・涼しいw
前期と後期では会場がガラリと模様替えされるそうですョ(楽しみ!)
絵本原画展では、町田市にゆかりのある絵本作家であるおぼまことさん、渡辺有一さん、中垣ゆたかさんの作品の中からピックアップされた作品の原画が展示されています。
いずれも観ていてほっこりしちゃうような作品です(*´▽`*)
おぼまことさんの展示作品のひとつ「ようこそおばけパーティーへ」は、かわいすぎるストーリー(≧▽≦)! おばけたちがいじらいしいキャラクター。見た目もかわいらしいほうなので(?!)、おばけ入門にイイかもしれない?!
もう一つの展示作品「たきやきぷるんぷるん」は、ネコがとってもカワイー(≧▽≦)
中垣ゆたかさんの原画は、一枚の絵で無数のストーリーが展開されているかのような、ホント緻密な絵なンです。子どもたちは絵の隅々まで見て、想像膨らませて楽しむンだろナーとか思いました。
展示作品のひとつ「ともちゃんちのにんじゃねこ」は、マクドナルドのハッピーセットの絵本として作られた作品なンだって☆
そして、わたなべゆういちさんの「ねこざかなのおしっこ」。
タイトルから、どんな話なんだろ…?と思って観てみると・・・・・・wwww おもしろすぎるでしょ(≧▽≦)!!
もうひとつの展示作品「ふうせんクジラ」のクジラさんの絵がめっちゃカワイイナーて思いました。
会場ではオモシロイ仕掛けが。
「えほんにでてくるキャラクターにへんしんして、えほんのせかいをまわってみよう!」といもの。
展示作品に登場するキャラクターのおめんが壁に掛けられていて、それをマスクに貼って、会場を巡ろう♪ということだそうです。
記念撮影できるようなスポットもあるョ。
続いて、「20×20 原稿用紙展」。
有名文筆家の原稿(複製・自筆)がずらりと展示されています。
時代をぐっとさかのぼった頃の作品の原稿は複製のもの、ちょっと時代が近づくと自筆のもの・・・という感じです。
作品紹介のラベルが原稿用紙のマス目なのもオモシロイ。
めちゃくちゃ有名な文筆家の方々の原稿が展示されてるから、
読書好きな人だったら、こういうの見て、感動するンだろナァ・・・と思いながら会場をまわっていると・・・・・・
あった! 私も読んだことある本の作家さん!
赤川次郎先生の原稿です。
やっぱり赤川先生の文章って詰まらずに、すいーっと読めちゃいますよネ。そして文字は・・・コンパクトでかわいくて、赤川先生の文字っぽい、て感じがします。
原稿用紙の歴史の紹介もあります。
原稿用紙の起源は延宝6(1678)年の「一切経」(鉄眼道光)といわれてるンだって。けどこのとき執筆に使われたものは、今のようなカタチ(20字×20行)ではなかった。明治以降の活版印刷の普及は原稿用紙の普及にもつながった、
原稿用紙だと、発表紙への掲載において、段組みや文字数が把握できるので、出版社の強い要望で、次第に作家たちに広がっていき、原稿料を400字詰め1枚あたりで換算する慣習ができあがったンだって。
そして現在ですが・・・今や手書きで執筆する作家はほとんどいなくなり、出版社もほとんどの場合、スグに編集・掲載できるデジタルでの入稿を作家に依頼。
一方、デザインや現代美術の分野においては、原稿用紙は作品の素材として注目されたりしているとのこと。
会場に展示されている原稿用紙に彫刻を施した作品は必見。
とっても楽しかった! 観に行ってヨカッタ☆彡
町田市民文学館ことばらんど、サイコー(*´▽`*)
毎回思うのですが、企画展、センスありすぎですネ。
【町田市文学館ことばらんど】
所在地 東京都町田市原町田4-16-17
(JR横浜線「町田」駅から徒歩9分又は小田急「町田」駅から徒歩10分)
訪問年月:2020年11月
(JR横浜線「町田」駅から徒歩9分又は小田急「町田」駅から徒歩10分)
訪問年月:2020年11月
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