2018年7月3日火曜日

世界遺産登録決定!「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」

国連教育科学文化機関(ユネスコ)の第42回世界遺産委員会は
2018年6月30日、
「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」世界文化遺産への登録を決めましたネ!

潜伏キリシタン関連遺産は、12の資産で構成されていて、
長崎県と熊本県にあります。
構成資産の一つ、「頭ヶ島の集落」にある頭ヶ島天主堂。

潜伏キリシタン関連遺産は、
17~19世紀のキリスト禁教政策の下、密かに信仰を続けた人々の歴史を伝える資産とのこと。

12の構成資産:
・「原城跡」(長崎県南島原市)
・「平戸の聖地と集落(春日集落と安満岳)」(長崎県平戸市)
・「平戸の聖地と集落(中江ノ島)」(長崎県平戸市)
・「天草の崎津集落」(熊本県天草市)
・「外海の出津集落」(長崎県長崎市)
・「外海の大野集落」(長崎県長崎市)
・「野崎島の集落跡」(長崎県小値賀町)
・「頭ヶ島の集落」(長崎県新上五島町)
・「奈留島の江上集落(江上天主堂とその周辺)」(長崎県五島市)
・「久賀島の集落」(長崎県五島市)
・「黒島の集落」(長崎県佐世保市)
・「大浦天主堂」(長崎県長崎市)

潜伏キリシタン関連遺産の情報は、
長崎県観光連盟が運営するウェブサイト「ながさき旅ネット」にも掲載されています。

長崎観光/旅行ポータルサイト ながさき旅ネット

今回の世界遺産登録決定に関するページには、
各遺産の場所を示したマップも載っているので、
世界遺産めぐりのルートを考える際のよい参考になりますネ。

私がこの間の長崎旅行で訪れたのは、
大浦天主堂と、頭ヶ島天主堂がある頭ヶ島の集落。
2018年5月末~6月あたまの旅行だったので、
まだ余韻に浸っています・・・☆

大浦天主堂は、
潜伏キリシタン関連の歴史の展示が充実していました。
知らなかったことが多く、勉強になりました☆
わかりやすい展示の仕方をされていたと思います。

また、大浦天主堂は、
土産物屋が軒を連ねる「グラバー通り」に面しており、
スコットランド人の商人・グラバー氏の住居などを核とした施設「グラバー園」にも近く、
観光客で賑うエリアにあります。
→記事「グラバー園(長崎市・南山手) フォトジェニックスポット♪」(2018年6月15日付)
https://fuwarimeguri.blogspot.com/2018/06/blog-post_52.html

頭ヶ島集落五島列島にあります。
そして、頭ヶ島天主堂の見学は要予約です。
私の場合は、
上五島(五島列島北部地域)の中通島へ長崎港(長崎市)から船で渡って、
レンタカーで、頭ヶ島天主堂見学の集合場所である「上五島空港」まで行き、
そこから、見学客を乗せるバスで頭ヶ島天主堂前まで行きました。
上五島空港の建屋が、頭ヶ島集落などに関する資料展示施設になっていました。
→記事「上五島で見学した教会  (長崎・五島列島)」(2018年6月11日付)
https://fuwarimeguri.blogspot.com/2018/06/blog-post_69.html
→記事「【上五島旅行の出費】鯛ノ浦港と高速船・レンタカー代など 【1泊2日】(長崎・新上五島町)」(2018年6月11日付)
https://fuwarimeguri.blogspot.com/2018/06/blog-post_96.html

世界遺産構成遺産となっている教会は、
見学には事前連絡が必要とのこと。

そして、島にあるものも何か所かあり、移動に時間を要するので、
どのように巡るのか、事前にプランを考えることは必須ですネ。

一度の旅行ですべての世界遺産を巡ろうとするならば、
旅行日程は数日間必要でしょうし。
長崎旅行を何度か行くことにして、ゆっくり巡るのもいいでしょうネ。

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