町田市民文学館ことばらんどで開催中の
「57577展 - 訪れてくれたあなたの足跡と共に続いてゆく物語」(会期:2022年1月29日~3月27日)を観てきたョ。
若手歌人らの作品が視覚的にも現代アートなカタチで展示されていて、読んでも、観ても楽しい(*´▽`*)♪
来場者が現代短歌に自由にチャレンジできるユニークなコーナーもあり。
歌人・鈴掛真が監督、町田市文学館ことばらんど製作のショーフィルム(上映時間11分)もすごくヨカッタ(≧▽≦)!
めっちゃおススメな企画展。会期は残りわずかですが、是非。
観覧無料。
では、会場内の様子を少し。
展示の中心は、若手歌人の作品群です。
個人的に刺さった歌や展示の一画を。
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・・・でも、私は短歌についてド素人にもホドがあって・・・そんな私ですが、私なりの感想というか一言みたいなものもチラリと添えたりもしてみます。
コチラは伊藤紺氏(歌人・コピーライター)の作品群。
胸が熱くなる内容の歌が多かった印象。
そういう人がいる人ってイイナー、て思える歌がいくつもありました。
コチラは岡野大嗣氏(歌人)の作品群。
読んでいると、若者や働き盛り世代が登場する現代邦画のワンシーンが頭の中に流れててきました。
木下龍也氏(歌人)の作品群。
ドラえもんの歌にくぎ付けでした。
鈴掛真氏(歌人)の作品のひとつ。
刺繍も素敵です。
そして、出品・展示デザインを担当されている秋山智憲氏の一画(続いての写真5枚)では、
秋山氏自身の短歌や、他の方が手掛けた短歌の作品群が展示されています。
・・・・・・見入っちゃいました!!
一番気になっちゃった歌はコチラです。
(「電光掲示板短歌」の一作品。鈴木ベルキ氏の歌)
「Wi-Fi Tanka」
スマホ画面に短歌が表示されています。
57577の短歌になじみがない私からすると・・・短歌、というと、もっと昔の和っぽいものだというイメージですが、
めちゃくちゃ現代にマッチしてるものなンですネ。
コチラって、モチーフは、服などファブリック製品についてるタグですよネ。
「組成表示短歌」
「でんちゅうた」の一作品(やざわあみ氏の歌)
・・・心に刺さる作品群に満ちた会場なのです。
趣味レベルながら服作りをしている身としては、コチラの作品にも惹かれました。
洋服作家・村上太郎氏(洋服ブランド「図鑑」主宰)の作品「57577」(図鑑 2022年1月)。
ぐるっと会場を巡った後は、ぜひショートフィルムを。
「ラストデート」(監督:鈴掛真)
そもそも心がタフでない私なので、映像が流れるとともに刺さる歌が次々と詠まれるこというこちらの作品は・・・もう・・・自宅で観てたら感情爆発させてたと思います。・゚(゜´Д`゜)゚・。
読んでも、観ても楽しいカタチで展示されている現代短歌の企画展。
またこのような展示がどこかで開催されていたら、観に行きたい☆彡と思いました。
コンパクトな会場ながらも、内容が濃ゆくて、でも、胃もたれしないぐらいのカジュアルさがあるのが、ことばらんどの企画展ではおなじみですね。
ほんと。毎回来るたび思うのですが・・・ことばらんど、センスありすぎです☆彡
面白い企画展、今回もありがとうございました。
【町田市民文学館ことばらんど】
所在地 東京都町田市原町田4-16-17
(JR横浜線「町田」駅から徒歩9分又は小田急「町田」駅から徒歩10分)
(JR横浜線「町田」駅から徒歩9分又は小田急「町田」駅から徒歩10分)
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