2018年12月11日火曜日

横浜市歴史博物館の企画展「神奈川の記憶展 歴史を見つめる新聞記者の視点」を観てきたョ【会期:2019年1月14日まで】

都筑区のセンター北にある横浜市歴史博物館へ行ってきました。


ちょうど開催中だった企画展は
「神奈川の記憶展 歴史を見つめる新聞記者の視点」「平成30年度横浜市指定・登録文化財展」
いずれも会期は、2018年11月23日(金)~2019年1月14日(月)


観覧料は、一般の場合、企画展のみ400円、企画展・常設展共通で600円です。

なお、横浜市歴史博物館の開館時間は9時~17時(券売は16時半まで)。
休館日は月曜日(※12/14・1/14は開館)・12/25(火)・年末年始(12/28~2019年1/4)。

【横浜市歴史博物館】
所在地 横浜市都筑区中川中央1-18-1
(横浜市営地下鉄ブルーライン・グリーンライン「センター北駅」から徒歩5分)


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「神奈川の記憶」とは、朝日新聞神奈川版で2015年10月からスタートし、今も続く連載記事で、既に130話を超えています。
神奈川の歴史文化を発掘し、その内容や意義を、新聞記者の視点からわかりやすく提示してきた記事とのことです。
企画展「神奈川の記憶展 歴史を見つめる新聞記者の視点」では、
この連載記事から20話程度を選び、記事と併せて、記事に出てくる実物資料を紹介しています。

・・・これは、面白い構成だと思いました☆
たとえば、どこかで新聞読んでいて、とても面白い内容の記事に出会っても、その記事に出てくる資料の実物はその場でスグ見ることはできないからです。
このように実物資料を観ることができたら、記事の面白さがさらに増したり、記事内容の理解が深まるのではと思います。

連載「神奈川の記憶」は、一話につき何段にも及ぶボリューム大きめの記事であり、
私は今回の展示で初めて読みました。
そして、私は文章を読むのが遅い・・・ので、限られた時間の中、特にコレだ!と思った記事(展示)を集中的に観ることにしました。

やっぱり気になったのは、
神奈川の記憶 115話(2018年6月9日付)・116話(2018年6月16日付)
「幻の画家・笠木治郎吉」(上・下)
笠木さんは、企画展のポスターに採用されている作品(「百合を持つ少女」)の画家です。

実は笠木さんは、長い間、日本の美術史においては知られていなかった画家とのこと。
日本国内にも、しばらくの間、笠木さんの作品はほぼ残っていない状態が続いていました。そして現時点(記事の時点)で国内で確認されている30点余の笠木さんの作品は、ほとんどが海外で見つかったもののようです。
・・・なぜでしょう???
その背景などについて、記事では探っています。
鎌倉で「かさぎ画廊」を営む方の夫のお父さんが笠木治郎吉さんですが、
かつて笠木家には笠木さんの作品が下絵一枚しか残ってなかったそうです。
けど、そのあと、集められたのでしょうね。
会場には、記事中に出てくる作品で、かさぎ画廊所蔵のものが何点も展示されています。

笠木さんの作品は、
全体的に淡い色彩で、陰影が細かく表現されていて、写実的なものが多い印象を受けました。
また、「父親の仕事」という作品では、
まるまるとした提灯がいくつもあって、そのうちの一つに筆入れをしている男性が頭・お顔や背中もまるっとしていて。
描かれている人物は本当は厳格な人なのかもしれないけどw、何か惹かれるナ~という作品です。

そして、
59話「ハマの史跡の物語」展(2017年3月4日付)
記事では、横浜市史編纂の経緯を知ることができます。
市史編纂中に、関東大震災や震災を経たこともあり、
編纂作業は苦難に満ちていたようです。
たとえば、関東大震災で書類や参考図書類がダメになってしまいました。
その中には、地域の名主から借りていた資料もありました。
その名主宛てに、横浜市長から送られた陳謝状も展示されてました。
手紙は、毛筆で、横にパラパラパラ……と開くような紙(江戸時代ぐらいまでの便箋みたいな紙)に書かれてました。


「平成30年度横浜市指定・登録文化財展」では、
平成30年度に指定された横浜市の指定文化財、過去に指定された県・市の文化財を展示。
平成30年度に横浜市の指定文化財とされたものでは、
光明寺(横浜市南区)所有の「木造地蔵菩薩坐像」(江戸時代。※写真パネルの展示)、街頭紙芝居(昭和時代。市所有)が紹介されていました。

街頭紙芝居は、過去に指定された「街頭紙芝居コレクション」に追加指定されたもので、
クイズ紙芝居なども含まれます。
なかなかレトロなクイズの紙芝居です。
そうそう。
「乙女の曲 第2巻」という、少女マンガタッチの絵だけどドロドロな感じのストーリー展開の紙芝居作品も展示されていて、見入ってしまいました。

訪問年月:2018年12月

※歴博の常設展に関する記事です。
「横浜市歴史博物館の常設展 原始からの横浜を知ることができる☆ ミュージアムショップも魅力的♪」(2018年12月12日付)
https://fuwarimeguri.blogspot.com/2018/12/blog-post_12.html#more

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