2019年3月20日水曜日

「小原古邨」展(太田記念美術館)魅力的な鳥たちの版画がずらり☆【会期:2019年3月24日まで】

魅力的な鳥たちの版画がずらりと展示されてある「小原古邨」展
観てきました。

【「小原古邨」展】
会期:2019年2月1日(金)~3月24日(日)
前期…2月1日~24日 後期…3月1日~24日
入館料:一般700円 大高生500円 中学生以下無料

開館時間:10時半~17時半(入館は17時まで)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)、展示替え期間※(太田記念美術館HP掲載のカレンダーを要確認)、年末年始

会場は、原宿にある太田記念美術館です。
所在地 東京都渋谷区神宮前1-10-10
(JR「原宿」駅表参道口から徒歩5分。
または、東京メトロ「明治神宮前」駅から徒歩3分)

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小原古邨(おはらこそん)は、明治末から昭和に活躍した花鳥画の絵師。
会場では、木版画をメインに、そして肉筆の原画や試し摺りの作品も展示されていました。
展示作品のモチーフの多くが鳥。そして草花。哺乳類もありました。

個人的には、鳥というと、かわいさとこわさが半々ぐらいのイメージでしたが、
これからはもっと鳥に注目していきたい気持ちになるぐらい、
鳥の可愛らしいところ、美しいところなどが明確に描かれている作品がたくさんありました。
小原先生は、やっぱり鳥や動物が好きだったのかナ??

個人的に特に気になった作品は・・・

「鷹と温め鳥」(版元 松木平吉 太田記念美術館蔵)。
木の枝にとまった鷹が、胸元にスズメを一匹忍ばせ、そしてもう一匹のススメは解放されてどこかへ飛び立っていく様子が描かれた作品です。
会場の解説によると・・・
温め鳥(ぬくめどり)とは、寒い冬の夜、鷹が小鳥を捕まえて、自らの腹部を温めること、
またはその小鳥のことを指します。翌朝鷹は小鳥を放しますが、温めてくれた小鳥の恩に報いるために、その日は小鳥が飛び去った方へは狩りに行かなかったという。・・・とありました。
・・・・・・鷹って本当にこういうことするの??? 想像のうえでの話だとしても、スゴいなーて思います。

「猫と提灯」(版元 酒井好古堂・川口商会 個人蔵)。
太田記念美術館HPにも掲載されている作品です。
あ~あ!ネズミさん、捕まっちゃった、という絵なんですが、
何かカワイイ。
私は動物が動物を捕える絵とかシーンがとても苦手なのですが、
小原先生の作品だと大丈夫・・・というか見入ってしまいますね。
ネコちゃんを振り返るネズミさん、奇しくもかわいい。
ネコちゃんは毛並一本一本がリアルな感じです。

私は後期の、ギリギリ滑り込みセーフ!というタイミングで観に行けました。
太田記念美術館HPによると、「前後期で全点展示替え」との記載があるので、
前期も観に行きたかったナ~と思います。次、また小原先生の展示会があったら、かなり行きたいですネ!!
間もなく会期が終わります。
私が行ったのは平日だったにもかかわらず、たくさんの来場者でにぎわってました☆
小原先生の作品、人気なんですネ。

なお、ポスターになっている作品(踊る狐)、めちゃくちゃカワイイですが、
展示は前期でした。

なので、せめても、と、ポストカードを購入☆
いつか実物を観てみたいです。


訪問年月:2019年3月

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