2022年11月21日月曜日

【サトヤマアートサンポin岡上 2022】(会期:2022年11月12日~23日)

和光大学芸術学科学生によるアートプロジェクト「サトヤマアートサンポin岡上 2022」(会期:2022年11月12日~23日)を観てきました。
川崎市麻生区の岡上地区という、東京都心からほど遠くないながら、里山風景が広がる丘陵地が舞台。
なお、岡上は周囲を横浜市青葉区・東京都町田市に囲まれた飛び地です。

サトヤマアートサンポin岡上では、作品は緑地や営農団地などに展示されています。
私はこどもの国寄りの場所にある「岡上梨ノ木特別緑地保全地区」から順にめぐりました。
なお、作品の所在地マップが載ったパンフレッは緑地入り口に置いてありました・・・が、個人的には、サトヤマアートサンポHP掲載のマップのほうがわかりやすかったです。

【岡上梨ノ木特別緑地保全地区】
所在地 神奈川県川崎市麻生区岡上1286

緑地の風景にとけこむような作品が4点、展示されています。
関根秀樹氏「常世の鳥」

岡上梨ノ木特別緑地保全地区って、営農団地のそばにあり、どの駅からも遠いということもあってか、ひっそりとした場所です。
けれど、そこには美しい自然の色が広がっているということを、サトヤマアートサンポに来るたびに教えられるという感じです(^^;

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緑地保全活動なども行われているようです。
かわいらしいマップ。

「(ちょっと怖い仲間)」という表現に生き物に対する温かみを感じる。


ビジュアル・アート・ゼミナール(齊藤あさひ氏、相賀大輝氏、西上幸希氏)「繋がり」

コチラは、緑地保全活動に関するもの?

森の緑は、寒さが厳しくなる時期へ向かっているときでも美しいというのがわかります



次の作品を目指し、営農団地を歩きます。


絵になる風景が途絶えません。



実はコチラの小屋(写真↑)も作品の展示場所なのですが、
小屋の前の看板に「白いテープの外側からご覧ください」とあり、
小屋の扉は閉まってました。
で、扉そのものには「テープの外側からご覧ください。建物内に入ると発報しますのでご注意ください。」との貼り紙が・・・
・・・なので、扉を開けてよいのかどうかがわからなかったので・・・念のため、控えておきました。
作品の写真はサトヤマアートサンポHPに載っています。

柿の実たわわ





今回私が一番グッときた作品。
渡邉碧氏「100万年後のあなたに手を振るために」

おそらくそのまんまの温室を使っているのでは?
岡上の様々な場所の風景写真が彼方此方に展示されています。
所々には文章が添えられてます。


写真は知っている場所ばかりで(^^;、
かつ、文章は・・・なんかわかる(><)!という感じなのです。

マシンも、もはやアート

「温室内にはたくさんのいきものが過ごしています。そっと見守ってください。」とのメッセージもありました。

温室内の植物たちも・・・というか、この温室内そのものにもアート的なものを感じる。





小田急「鶴川」駅方面へ歩いていきます。
からすうり

何かの実

岡上のまちを一望できる場所に
田中佑佳氏「地球の細胞」GEN氏「monolith」が展示されています。


絵本みたい


まるでアート作品のような温室を背景に。
ビジュアル・アート・ゼミナール(下山美羽氏、中村龍馬氏、中田遥氏、入江彩佳氏、須崎護仁氏)による「柿太郎岡上譚」という作品。
岡上地区各所の物語の場面が展示されています。

この近くで

サクラが咲いてました。


そして、いかにもクリエイティブな一画にある東屋では、詩の展示があります。
青山仁希氏「詩人は辛い」

現地には、透明のシートに記された詩がたくさん展示されています。
日本語以外の詩もあります。
鑑賞者は、詩に対する感想などを書き込むことができます。


サトヤマアートサンポではほかにも展示作品があります。
会期はまもなく終了・・・ですし、そもそも例年会期短めなので、忘れズに行かなきゃ☆彡という感じでした。今回も観に行ってヨカッタ\( 'ω')/

興味深い作品との出会いと、絵になる岡上の風景の再認識。
とっても楽しかったです。

参考)昨年は和光大学内も作品展示場所でした。
◆「サトヤマアートサンポin岡上2021を観てきたョ【会期:2021年11月23日まで】」(2021年11月16日付)

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