「今日マチ子「わたしの#stayhome日記」2020-2023展」(会期:2023年4月22日~6月25日 観覧無料)を観てきました。
今回の展覧会では、
漫画家・今日マチ子氏の作品「わたしの#stayhome日記」シリーズや、『Distance』、『Essential』、最新刊『From Tokyo』の選りすぐりの100点の作品、「センネン画報」シリーズ(太田出版)や『百人一首ノート』(KADOKAWA)などが紹介されています。
今日マチ子氏によるふんわりしたタッチのイラストは、視覚にも優しくて、すんなりと展示会の世界に入っていきやすかったです(*´▽`*)
中でも、今日マチ子氏が百人一首の和歌から自由に解釈し、素描した『百人一首ノート』には、グッと、感情移入しちゃうものがありましたネ・・・(´;ω;`)
では、ざっくりした感想。
展覧会の前半「「わたしの#stayhome日記」シリーズは、
2020年の緊急事態宣言以降の3年間、東京などの街の風景や人々の生活を1日1枚のイラストで表現し、SNS上で発表してきたものとのこと。
各作品には日付と、適宜世の中の動きが添えられてるので、観覧者は2020年からの流れを振り返りやすいです。
描かれている生活・風景も、
髪を切りに行けなかったり、お店がクローズしてたり、図書館の受付に透明のシートが垂れ下がっていたり・・・と、ああ、そうだったよねえ、と思えるものばかり。
2020年5月29日、ブルーインパルスを集合住宅の窓から眺める人々のイラスト。
テレビニュースで伝えられた映像も、まさにこんな感じの、人々の心に爽やかな風と明るい光を贈るような雰囲気だったなあ。
イラストに時折登場する天使は、どういう意味なのだろう?
「2020年10月30日 そっとぬけだす八百屋の娘」は、ネコちゃん姿の女の子が建屋2Fの窓からロープで地上へ降りてる様子w 降りた先には、同じくネコちゃん姿の男の子。
・・・これは実際に見た風景なのか、それとも、実際に居たのはホンモノのネコちゃんたちがモチーフだったりするのか??
「2020年12月8日 赤いチェックシート越しの世界」が一番印象的でした。
チェックシートを覗いている人物以外が赤い世界で描かれているのです。
たぶん私自身も、今日マチ子氏のイラストそのものはこれまでどこかで目にしているであろうと思われますが、
作品を意識して観たのは今回が初めて。
手掛けられた漫画作品も興味深いものがいろいろありそうです。
ことばらんどの展覧会おなじみの、映像コーナーもアリ。
人気で、若干、観覧者多めのタイミング(というか映像コーナーそのものがコンパクト)だったので私は観ませんでしたが、きっと面白いに違いないです。無料で観れるという貴重な機会☆
ことばらんどの展覧会はデコレーションもステキ
1Fの喫茶「けやき」では展覧会オリジナルメニューあり☆
なお、受付では、今日マチ子氏のグッズ販売も。
クリアファイルや書籍(わずかですが、サイン入りも!)、マスキングテープなどがありました。
塗り絵(無料)を楽しめる一画もありました。
やっぱ、ことばらんど、最高。
【町田市文学館ことばらんど】
所在地 東京都町田市原町田4-16-17
(JR横浜線「町田」駅から徒歩9分
(JR横浜線「町田」駅から徒歩9分
または小田急「町田」駅から徒歩10分)
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