北海道和寒町にある「塩狩峠記念館」へ行ってきました。
小説「塩狩峠」や「氷点」などの作品で知られる作家・三浦綾子氏の旧宅を復元した施設です。
JR宗谷本線「塩狩」駅から徒歩でスグの場所にあります。塩狩駅までは旭川駅から40分ほどの乗車時間です。
【塩狩峠記念館(三浦綾子旧宅)】
所在地 北海道上川郡和寒町字塩狩
(塩狩駅から徒歩2分)
と言っても、ご覧のように、積雪に囲まれた立地です。
近くにヒュッテなどがありますが、周りはほぼ山林のみ(けど近くの国道40号はちょくちょくクルマが走り去っていきます)。
2021年4月上旬でも雪は十分残ってるのですネ。
本州でしか暮らしたことがない自分は、4月にこれほどまでの雪を見るのは人生初かもしれません。
宗谷本線は本数が多くないですが、ある意味、とても素敵な立地だと思いました。
<入館料>
大人300円/人・中高生200円/人・小学生以下無料
(詳細は和寒町HPをご確認ください)
受付がある部屋の一画は写真撮影可能。
三浦綾子氏の旧宅が雑貨店を営んでいた頃の様子が復元されています。
駄菓子売り場がこういうケースだった時代を私は知りません。
什器も、並べられているお菓子のパッケージも、とてもカワイイと思う(*´▽`*)
筆箱やノートなど、
なつかしのレトロ文具が並べられています。
塩狩峠記念館は、かつて旭川市にあった三浦綾子氏の旧宅を、小説の舞台となった塩狩峠に移築・復元したもの。
なお、三浦綾子氏は旭川の旧宅にお住まいになっていたときに、小説「氷点」を発表し、作家デビューをされています。
施設内では、小説「氷点」執筆の部屋や小説・映画「塩狩峠」に関する資料、三浦夫妻の生活用品などが展示されています。
読書家のツレはかなり夢中になって展示品を見入っておりました。
三浦綾子氏の作品がつくられる過程に「口述筆記」があったということを、私は今回の展示で初めて知りました(^^;
作品をつくるのは勿論、綾子氏ですが、綾子氏が声に出して文章を語り、その文章を丁寧に書き取っていったのが夫の光世氏とのこと。
・・・・・・すごい!!
もっと丹念に展示を見る時間が欲しかったですネ。けどギリギリのスケジュールだったので(;゚Д゚)この日を逃したら今回は来れなかったのです。
外はほぼ静かな白銀の世界。そこに佇む記念館。照明の温かい光。親切なスタッフさん。落ち着ける雰囲気の場所です。
記念館の周辺の様子。
記念館や駅方面から国道40号へ向かう道
道が分岐するところに案内板。桜の名所が二か所も
「塩狩峠一目千本桜」と「夢ロード桜40号」
※旭川市内にある文学館へも行きました。
◆「三浦綾子記念文学館 氷点の舞台・外国樹種見本林 JR旭川駅からてくてく」(2021年4月10日付)
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