北海道旭川市の「旭川市博物館」へ行ってきました。
アイヌの歴史と文化、そして上川(旭川を含む上川盆地)の自然と歴史に関する展示があります。
博物館の小・中学生展示ガイドには、「展示面積は2000㎡超 県立クラスのスケール!」と記されてマスが、確かに☆ オススメ観光スポットです。
展示一つ一つの説明をじっくり読んでいったら、みるみる時間が過ぎてくと思われます。
それほど内容が充実しているのに、観覧料金(個人)は大人350円・高校生230円・旭川市内在住70歳以上170円・中学生以下無料・・・と、懐に優しいのです。※最新情報は旭川市博物館HPをご確認ください
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展示エリアは2階建て。
順路では、まずは1階の「アイヌの歴史と文化」から。
現在の旭川市を含む上川盆地にもアイヌ文化の歴史があります。
博物館の配布資料によると・・・
上川アイヌは一戸あたり数千尾ものサケを捕獲し、干鮭(からさけ)に加工して、翌春に本州向けの交易品として出荷。集落はサケが遡上する石狩川・忠別川に面した低い段丘面上にあり、つねに洪水の危機にさらされていた・・・とのこと。
サケって聞くだけで・・・(^q^)
漫画での解説もあります。
なお、現代でも石狩川や忠別川でサケの遡上が見られるみたいですネ。
稚魚を放流したりといった取り組みもされているようです。
どうしても印象的だったのは、アイヌのアクセサリー。
美しくて、かわいらしくて。
タマサイ(首飾り)
現地の説明書きによると「アイヌ女性が盛装の際に着用。身を護る護符でもあった。
ガラス玉は大陸産のほか、本州産のものも使用された。」・・・とのこと。
アイヌの様々な衣類 民俗資料です
そしてコチラは、現代になって作られたものです。
独特の柄、そして色使い。惹かれる・・・(*´▽`*)
次は地階展示室。上川盆地の自然・文化。なお、考古学や地学の分野も含まれます。
「師団通り4条交差点のまち並み」
現在の買物公園通りは、昭和初期はこのような感じだったとのこと。
旭川の娯楽(昭和初期)
地酒の商標ラベル(昭和初期)
列車住宅
現地の説明書きによると、
「この建物は、戦後の住宅不足を補うため、春光町1区10条のウッベツ河畔に国鉄(JRの前身)から払い下げられた16輌の客車のひとつで、住宅として
売られていたものです。」とのこと。
地階から上へとのびるように展示された樹木。何だか北海道旭川のスケールの大きさを感じじさせられます。
受付あたり。ワークショップの紹介。なんかかわいかったので(*´▽`*)
JR旭川駅から徒歩15分程度。季節・天候が良ければ、旭川のまちなみをみながらのんびり歩いていくのもなかなか楽しいです。日差しと空気が気持ちよかった(*´▽`*)
スグ近くにお土産・グルメスポット「道の駅あさひかわ」もありますョ。
【旭川市博物館】
所在地 旭川市神楽3条7丁目
(バス停「大雪クリスタルホール前」・「旭川道路事務所前」・「神楽4条7丁目」から徒歩圏内)
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