2024年2月2日金曜日

【町田市立国際版画美術館】「キラキラ・ころころ ことばと楽しむ工芸作品! ―多摩クラフト協会&町田市立博物館コラボ展―」(会期:2024年2月4日まで)

町田市立国際版画美術館にて、
なんとも気になるタイトルの展覧会が開催されているとのことで、
観てきました。
それは
「キラキラ・ころころ ことばと楽しむ工芸作品! ―多摩クラフト協会&町田市立博物館コラボ展―」
ポスターもなんだか楽しそうな感じの♪
会期は2024年1月23日(火)~2月4日(日)、10時~17時(入場は16時半まで)。
場所は、市民展示室A・B室。
観覧無料。

場所は、美術館のエントランス入ってスグの受付近くの展示室。
私は今回初めて入りました。

ということで感想など。

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「キラキラ・ころころ ことばと楽しむ工芸作品! ―多摩クラフト協会&町田市立博物館コラボ展―」は、写真撮影可

多摩地域で活動する工芸作家の団体「多摩クラフト協会」の作家の作品と、
町田市立博物館所蔵の陶磁器・ガラス作品を併せて紹介している展覧会。
作品から感じられるイメージに基づき、「キラキラ」や「ころころ」などのオトマトぺ(擬態語)で表現し、オトマトぺごとに展示。かつ、町田市俳句連盟の協力のもと、作品から感じられるイメージを表現した俳句も掲示されていマス。

・・・個人的には久々に町田市立博物館の作品と出会える機会でした♪

町田市立博物館は、1973年に町田市本町田に開館、2019年6月に展覧会事業を終了。現在は、芹ヶ谷公園内に建築予定の(仮称)町田市立国際工芸美術館の開館へ向けた準備が進められているとのこと。

会場マップ



コチラは「つやつや」コーナー。

クリスタルの作品群。いずれも青野武市氏の作品。

クリスタルに描かれているのは、露草やツワブキ、ボタン、ヤツデなど、
身近な植物・・・というのがとてもイイナ~(*´▽`*)て思いました。
いずれも町田近辺でウロウロしてたら見かける頻度が高い植物ですよネ。

30「露草文クリスタル鉢」 1995年 

※作品名の前の番号は展覧会での作品番号。

32「石蕗(つわぶき)文クリスタル花瓶」 1991年

31「牡丹文クリスタル蓋物」 1988年

33「八手文クリスタル花器」 1977年

そしてコチラが俳句☆彡
作品のそばに掲示されていマス。

コチラも「つやつや」コーナーにて展示。

27「注器(ちゅうき)」
コチラは多摩クラフト協会の出品作家(三浦勇 氏)の作品。

作品のタイトルには、”多摩彩土(たまさいど)ねり込み”という表記が添えられてました。
多摩彩土って何だろう? そういうローカルな土があるのかナ?? 気になりました。


「ざらざら」のコーナーより。
69「刻文壺」
タイ 紀元前2000年頃
平直綱氏寄贈


今回の展覧会では、タイ国由来の焼き物がいくつも展示されていました。
タイといえば焼き物、なのかナ?


そして「キラキラ」コーナー☆

56「風の君」
くつわだ りえ 氏
カワイイ。
”月”なのかなあと思ったのですが・・・


49「コンポート」
イギリス 19世紀前半


・・・ということで、じっくり楽しませていただきました\( 'ω')/



このときはちょうど「第37回 町田市公立小中学校作品展」も開催中。
2Fのいつも企画展が開催されている場所にて。入場無料。
会期は2024年1月12日(金)~2月18日(日)。
一定期間ごとに、展示内容が変わるッポイです
(中学校美術作品展→小学校図画工作展→小学校書写展)。
私が観に行ったときは、小学校図画工作展のタイミング。

私は小学生が描いた絵画を見るのが久しぶり・・・

学年の順番で、壁一面に飾られている小学生の作品群。
展示室に入ると、カラフルな風景が広がっていマス。

・・・というか、こういうデザインの雑貨って販売されてそう!という感じの、
かわいい作品がずらりなのです。

個人的に、小学生が描いた絵画をずらりと目にしたことは・・・
パッと思い出せる限り、自分が小学生だった頃ですが(数十年前w)、
その頃の漠然とした記憶というかイメージと比べると・・・・・・
めっちゃ明るくて、オシャレ!自由☆彡という感じの展示作品群。
数十年以上前でも町田ではこのような感じだったのか?それとも今の時代の小学生の図工はこのような傾向があるのでしょうか??
絵具なのか他の画材なのかはワカリマセンが、蛍光色みたいな色遣いもされていて
・・・これは私が小学校の時の図工にはなかった色ですョ!
銀紙と通常?の画材と組み合わせて描かれていたり、毛糸も使った絵画もあったり・・・そういうのって、私は経験した覚えが無いです。でも他の地域の学校事情は知らないので、同じ世代でもそういう経験をしている人がいるのかも・・・ではありますが、
なんとなくですけど、図工教育も進化しているのではないかという印象を受けました。
数十年前の小学生の作品と現在の小学生の作品を、ジャンプした感じ(その間がない)で見比べると、こういう感想になるのかも。

好奇心であふれているような作品群を眺めていると、作品を手掛けられた子どもたちが皆、幸せになってほしいと、そりゃ思いマス。

やっぱり、学年によって、技術面だけでなく、作品がまとう雰囲気が変わっていく気がしました。
1年生ぐらいはなおさらピュア度がすごい。

ということで、この日も国際版画美術館での時間はとっても充実してましたヾ(*´∀`*)ノ

16時半頃。展覧会を観終わったアトの吹き抜けはこんな感じ。
時期的にだいぶ明るい時間が伸びてきたけど、空に雲が多いと、夜に近づいていってる感が出てるネ。

【町田市立国際版画美術館】
所在地 東京都町田市原町田4-28-1
(小田急・JR「町田」駅から徒歩15分ぐらい)

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