2024年2月1日木曜日

【令和5年度】東京藝大卒修展へのたび【御徒町・アメ横・上野公園、卒修展の感想も】

東京藝術大学の卒業・修了作品展を観に行ってきました(2024年1月下旬)。

SNSで話題になっていたので、開催していることに気づきました。
個人的には美術大学の卒展(卒業制作展)を観たこと自体、今回が初。

【第72回東京藝術大学 卒業・修了作品展】
美術学部
大学院美術研究科修士課程
会期:2024年1月28日(日)〜 2月2日(金) ※東京都美術館内「講堂」は2月1日(木)まで
9:30 - 17:30(入場は 17:00 まで)
会場:東京都美術館、東京藝大キャンパス
入場無料・事前予約不要

令和5年度の東京藝大の卒展は、会場は広く、作品の数はかなり多い。そして作品ひとつひとつが見ごたえありすぎて・・・このようなとても面白い展覧会がなんと観覧無料☆彡 
私が観に行ったのは平日昼過ぎでしたが、会場は来場者で大変にぎわっておりました
(観客は10代半ば~20代ぐらいの方が多かった印象)。人気な催しなのでしょう。わかりマス(会期が短めなのが非常にモッタイナイと思っちゃうほど)。

展示作品のかなり多くが写真撮影可。
私もたくさん撮影させていただきました\( 'ω')/
・・・が、当記事では、ちょっと考えた末、作品の写真は無しで感想のみにしマス。

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会場がある東京・上野は自宅から近すぎることはないお出かけ。
なので、道すがらもちょっとルンルン♪((o(´∀`)o))♪

JR「御徒町」駅で下車したのは久しブリ。
ホームからのビュー
ドンペンくんが居るドン・キホーテの屋根

卒修展の会場は上野駅が最寄りですが、
マックに行きたかったので(^^;
手頃価格帯のお店でランチなら、上野よりも御徒町ッポイですね。
(ちなみに、JR御徒町駅→東京都美術館は、片道徒歩18分ほど。
JR上野駅からだと徒歩13分ぐらい)

御徒町駅を出てスグのところにアメ横! めっちゃ久しブリ~



アメ横ではインバウンドのお客さんがたくさんいらっしゃいました(卒修展にもいらっしゃたような気がする)。
ちょっと前までは、首都圏で見かけるインバウンド客は欧米からの方々がほとんどという気がしましたが、今回はアジアからの方が多かった印象。


すごいな・・・アメ横のお店の数、圧倒されマス(;'∀')!
やっぱ東京ってスゴいねぇと思う瞬間。
アトで戻ってきて、お店めぐりしたいなあと考えていたのですが・・・結果、その体力は残っておらズ。

食事したマクドナルド上野御徒町店は、とてもキレイな店舗でした。
私が利用したのは2Fで、客席数も多い☆彡 窓際カウンター席がたくさんあるので、
一人でも利用しやすいのでは(テーブル席で一人だと、特に混雑時は二人分以上の席を使ってしまっていてどうなンだろ??てちょっと思っちゃいますよネ)
ちょっと高いところから商店街を眺めれる。

ビルの屋上あたりとか。こうして眺めれる機会ってあまりないかも。

しっかりエネルギー補給!ということで。
て、ビッグマックの箱、かわいくなってる~(*´▽`*)

お腹を満たしたら、東京都美術館へ向かいマス。
上野に来ましたネ~という風景

東京都美術館は上野公園内にあるのです(南側の入口)

とても広い公園。けど、迷わないぐらい、案内マップや道標がちょくちょくあるし、
ルートはシンプル。

上野公園内にはいくつも施設がある。いろいろ観に来たくなる。

清水観音堂の「月の松」。松の雪吊りも。

上野東照宮ぼたん苑(上野公園にありマス)は開苑中
冬ぼがんが見られる時期。

上野公園は丘陵地にあるンですネ。西側のながめ。

そうそう。南側入り口から東京国立博物館方面へしゅっと伸びる道沿いに、
ランタンがいくつも設置されてるの。
「うえの華灯路 浮世絵行灯」という取り組みとのこと
(写真向かって左は、なかでもとりわけおっきいサイズのもの。大多数はもっと小ぶり)。
卒修展の帰り、この通りを遠目で見てみたら、あかりがついてましたョ☆

この道は「さくら通り」ともいうンですネ。
上野公園といえば桜の名所・・・すぎて、桜のシーズンにはしばらく来てナイ(^^;
基準木の案内板

平日でしたが、
国立博物館前の広場ではイベントが開催されていて、
たくさん出店が並んでました。

「上野動物園」☆彡 久々見ました。
なんか、自分がだいぶ前に入園したときと比べると新しくなってる気がするけど・・・気のせいかナ?
パンダの郵便ポスト♪


そしてとうとう到着。

東京都美術館では特別展「印象派 モネからアメリカへ」も開催中(会期:2024年1月27日~4月7日)。コチラも人気のようでした。

東京藝大卒修了展の会場は大きく分けて、東京都美術館と東京藝大キャンパス。
それぞれかなりの数の作品が展示されていマス。
東京藝大キャンパスは美術館のスグ近く。
・・・で、もうすぐで一通り観たというぐらい観てまわった感触にもとづくと、
1日で全ての作品をじっくり観て回ろうとすると、
少なくとも開催のスタート時間から現地入りしたほうがいい、という感じ(^^;
さらに余裕をもって観たいなら、何日かに分けて観に行った方がいいくらいのボリュームム・・・そうね~、私なら、2、3日に分けて来たいなあと思いました。近隣に住んでたらそれができるのになあ。

では、個人的に特に気になった作品はというと・・・

こんな駄ブログに、作者の名前を記していいのか・・・(おこがましいにもほどがある)・・・かなり迷うところがありマスので、ここでは作品名だけにしておこうかナ・・・


まずは、展示場所が東京都美術館のほうから。

「Pochant」
マンションのワンルームのような部屋に白い立方体のカタチをしたものが様々な位置で横たわってある・・・様々な位置での写真や図面もあったり。写真は、居住者(作者??)っぽい方も併せて写ってたりして(生活のワンシーンみたいな感じで)。
なんか面白かった。こういうの、好きです。

「一番星」
むちゃくちゃカワイイお洋服が数着。
中でも薄ピンクのリボンがたくさんついたトップスが気になりました。
実際に着用されている姿を観てみたいナ~

「私のハムスターと、もう一つの旅」
卒修展期間中にハムスター(夜行性)が回し車で走る距離を計測し、飼い主(昼行性)がその距離を実際に移動するという24時間リレーのようなパフォーマンス。
会場では飼い主が歩いている姿がモニターで映し出されマス。
そして、飼い主に対して、リアルタイムで応援メッセージを送れるマイクも完備。
私が作品を観ていたとき、実際にメッセージを送っている方がいました。飼い主の方も応答されてました\( 'ω')/
どのあたりを歩いてらっしゃるのだろう?と思いながら観てました。

作品展示場所には、ハムスターの写真のそばに”世界一のハムスター”と記されたプレートがありました(*´▽`*) あいされてるのですね~

「garden room」
とてもかわいくって。
ミニテーブルの上に造られた花と、そばにミニカーテン。
私も壁にカーテンをかけたくなりました!


そして、展示場所が東京藝術大学キャンパスのほう。

「cache cache」
作者の自宅から半径1km以内の範囲で風景を採集し、その風景を切り取ることで生まれたコンポジションを、日常でまとうテキスタイルとして落とし込んだ・・・とのこと。
それらテキスタイルで制作された洋服が数着展示されてマス。

「Namahage」
スタイリッシュなナマハゲさんの写真(?)が壁にずらり。
・・・秋田は私も観光したことがある、思い出深い地域なので。気になる。

「See things」
展示されているのは、”解像度の低い立体造形物”。
あるお部屋(書斎?学習部屋?)が表現されているようなンだけど、アイテム一つ一つがまるでドット絵みたいなの。
ハンガーがかわいい。ペンは、実際に販売されてても不思議じゃないようなデザイン。

「植物由来のダイヤモンド」
ダイヤモンドの・・・ネックレス? ダイヤモンドがキラキラしてました☆o。..:* ☆.。
SNSで話題の作品。現地でもとても人気。
作品の傍には警備員さん=作者さんが居て、解説をされてました。

「朱鷺色に染まるメモリー」
アクリルの作品。男性がワンちゃんを抱きかかえている(ジャックラッセルテリア??)
この作品を観て、私も早くマイワンコに会いたくなりました~(≧▽≦)

東京藝大キャンパス内での展示場所は複数カ所にわたります。
以上の作品のうち、一番最後に記した作品は展示場所が絵画棟で、他は大学美術館。


キャンパス内には「藝大アートプラザ」というギャラリーショップがありマス。
絵画・彫刻・工芸など、藝大生・教員・卒業生によるアート作品を展示・販売されているとのこと。

学食「藝大食樂部」のメニュー。おいしそう(^q^)


続いては彫刻棟の部屋。
作品はもちろんですが、
設備も気になる・・・
部屋にありマス。四角くて、フタがついている設備は、何に使うンだろう?

室内の側溝(?)のフタ。味わいがありマス

ごっつい換気扇

天井にファン

廊下からは、上野東照宮境内にある「旧寛永寺五重塔」が見えていたと思う。

・・・美術大学のキャンパスに入ること自体、久々でした。
廊下や壁の感じ、天井の照明などを目にすると・・・とても不思議な感覚になりました。まるで自分の実体はココには居ないンじゃないか、というような。

令和5年度東京藝大卒修展の作品数はとても多い。
けど私は観に行けるのはたぶんこの日だけなので、全部の会場巡っておきたいナ~と。会場着は13時半近くで、作品一つ一つをじっくり観る時間はあまりなく、特に気になったものだけちょっと注視、という感じでめぐっていきました。
結果、残り30分でリタイア(;´Д`) キャンパス内で2か所(棟)ぐらい観れませんでした。
頑張ればもう少し観れたかもしれませんが・・・帰路のことを考えると、体力の限界かもと。でも楽しめました!
というか、もう一回観に行きたいぐらい(≧▽≦)

帰路。大学を出てスグのとこ。
「上野恩賜公園 芸術の散歩道」
東京藝大美術学部の卒業・修了制作作品のうち「東京都知事賞」を授与されたものが展示されているとのこと。


「わたし見た」

「WOOD HOOOOOOOOOOOOORN」

アメ横に寄って、夕ご飯調達しよかとも思ったンですが、もークタクタ。
まっすぐ上野駅へ向かいました。

上野公園内の梅。かなり咲いてマスね。

上野駅の駅舎(公園改札があるほう)

ココは東京スカイツリーが見える場所なのネ。

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