2022年4月15日金曜日

【SOMPO美術館】「シダネルとマルタン展」を観てきたョ☆彡【2022年6月26日まで】

東京・新宿にあるSOMPO美術館で開催中の「シダネルとマルタン展」を観てきました。

19世紀末~20世紀初頭のフランスで活躍した画家、アンリ・ル・シダネル氏(1862-1939)とアンリ・マルタン氏(1860-1943)の作品約70点(油彩・素描・版画)がずらりと紹介されています。
お二方は「最後の印象派」と言われる世代の中心的存在で、新協会(ソシエテ・ヌーヴェル)設立や、フランス学士院会員に選出されるなど、パリ画壇の中核にいたとのこと。
お二方には友人関係があり、それぞれ活動拠点を持ちながら、交流していたそうですよ。


【シダネルとマルタン展】
会期:2022年3月26日(土)~6月26日(日)
開館時間:10時~18時(入館は閉館30分前まで)
※開館日はSOMPO美術館HPでご確認ください
観覧料:当日券の場合、一般1600円、大学生1100円、小中高生・障がい者手帳をお持ちの方無料
※当日券もありますが、
公式電子チケット「アソビュー!」での日時指定予約を推奨しているとのこと。
※アソビュー!含め、事前購入券のほうが少しお安い料金です。詳細はSOMPO美術館HPで。
なお、私は平日に行ったため、当日券でもスムーズに入れました。

会場:SOMPO美術館
所在地 東京都新宿区西新宿1丁目26−1
(JR・東京メトロ「新宿」駅、東京メトロ「西新宿」駅、西武新宿線「西武新宿」駅、大江戸線「都庁前」駅から徒歩圏内)

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ここからは絵画シロートの感想なので、ご容赦を・・・・・・

美術館入り口にあるフォトスポット。コチラはアンリ・マルタン氏の「腰掛ける少女」(1904年以前)
描かれているのはうつむき加減のかわいらしい少女だけど、どかんとくる存在感の作品です。

ところで、絵画の知識があまりない私でも印象派は知ってるョ。
印象派の作品ってほわんとしたイメージがあります。
点描だったりするから、一見するといかにも絵!という感じもするけど、
いやいや、実際肉眼で通してもこんな感じで見えますよネ、というのが面白いです。
光が大活躍している作品が多いので、スキです(*´▽`*)

シダネル氏とマルタン氏の作品は、
展示中盤あたりまでは・・・それぞれの作品の特徴をとらえられている方ならばっちりなのでしょうが、
私には、キャプションボードをチェックしなったら、どちらがどちらの作品なのかワカラナカッター(;'∀')
展覧会は、おおむね作品が制作された時系列で展示されていると思うのですが、
展示後半になると、パッと見ただけでもわかりやすくなっていたです。
対象をきっちり描いているのがマルタン氏で、
空気感も伝わてきそうなのがシダネル氏・・・ていう感じがしました。

シダネル氏は途中で人物を描かなくなった(親しい人を除いて)という説明書きを読むなどして、私はなんとなく、シダネル氏の作品のほうにビビッとくるのではないかと思ったのですが、
最後、ミュージアムショップで数あるポストカードのうち、これにしようかナ♪と手に取ったものは、軒並みマルタン氏の作品のものだった・・・なんなんだ自分、ていう感じでした(;'∀')
ポストカードはマルタン氏の「腰掛ける少女」とゴッホ氏の「ひまわり」を買いました。

ポストカードにはなってなかったですが、マルタン氏の自画像(「池の前の自画像」1920-1930年頃)は好きだナーて思いましたw 色鮮やかで、堂々としてる感じ。作品のそばには、自画像を描いている様子の写真も展示されていて面白かったです。
シダネル氏の作品でステキだと思ったのは、「モントルイユ=ベレー、朝」(1896年)
湖畔に浮かぶ舟には、ベールをかぶった女性が一人。めちゃ幻想的☆o。..:* ☆.。

マルタン氏は数々の公共の場の装飾画を手掛けられました。この展覧会においても大きなスペースをとって、マルタン氏が手掛けられたフランス国務院の装飾画の説明がされていたり、その装飾画の習作が展示されていました。とてもわかりやすくて、面白かったです。

会場では、シダネル氏のお宅にマルタン氏がやってきた際の映像が、とても短い尺ですが、チラリと流れていました。
いかにも立派な雰囲気のお二方はどんな会話をされているんだろう・・・風貌からキャラクターを勝手に想像してみたりすると、楽しかったです。こういう映像が残っているのって、貴重ですね。

SOMPO美術館といえば、フィンセント・ファン・ゴッホ氏の「ひまわり」(1888年)を収蔵されていることで知られています。
今回の企画展で写真撮影可能なのは、
マルタン氏の「二番草」(1910年)、「ガブリエルと無花果の木〔エルベクール医師邸の食堂の装飾画のための習作〕」(1911年)、
シダネル氏の「ジェルブロワ、テラスの食卓」(1930年)、
そしてゴッホ氏の「ひまわり」です。
美術館エントランスにもゴッホ氏「ひまわり」の陶板画が設置されています。

久々にSOMPO美術館に来ました。SOMPO美術館って展示会場が複数フロアに分かれてるンですね。今回は5F~3Fで。階段で移動しました。

さいごにミュージアムショップへたどり着きます。
内装がオシャレです。
超高層ビルが立ち並ぶ大通りに面したカウンター席もあります。空は曇りにかかわらず、道沿いの新緑が映えていました。
イスもいい感じで・・・きっとお高いンでしょうね。
なんだか新しい雰囲気の美術館だナと思いきや、SOMPO美術館は2020年7月にリニューアルオープンしたンですってネ。
それまでは、損保ジャパン日本興亜株式会社(現・損保ジャパン株式会社)の新宿本社ビル42階にあったンですって(「東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館)。私が過去に行ったことあるのはその時代です。
損保ジャパン本社。
新宿超高層ビル群の中でも群を抜いて存在感バツグンなデザイン。
美術館は本社ビルと隣接してマス

それにしても保険会社が美術館を有しているのって、すごー

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