静岡に行くたびに、ツレが丸子宿のとろろを食べたい☆彡てゆ~てたから。
2024年1月上旬にようやく念願が叶ったわけです。
「丸子宿 とろろ」と検索すると、トップぐらいに出てくるのが「丁子屋」さん。
丁子屋は1596(慶長元)年の創業から現在まで場所を変えることなく、東海道の丸子宿(まりこしゅく)にあります。
現存する静岡県内最古の飲食店だそうです。
当初は茶屋として創業し、自然薯が採れる時期にとろろ汁をふるまったのが、丁子屋のとろろ汁のはじまり。
江戸時代、丸子宿の名物となったとろろ汁は、峠越えの旅人から評判だったようです。広重の東海道五十三次、芭蕉の俳句、十返舎一九の東海道中膝栗毛などにも登場するそうです。
かつては今よりたくさんのとろろ汁提供店が丸子宿にはあったそうですよ。
茅葺屋根の建屋がステキすぎる。
夜の営業時間の少し前に到着。駐車場でオープンを待ってました。
所在地 静岡県静岡市駿河区丸子7丁目10−10
丁子屋の向かい側に丸子宿の碑や丸子橋がある。
丸子宿(鞠子宿)は東海道五十三次(江戸時代に整備された五街道の一つ、東海道にある53の宿場)の20番目の宿場。
ひとつ日本橋側は「府中宿」なンだ・・・て、現在の静岡市内ですョ。
Wikiによると、東海道中でもっとも小さい宿場だったらしい・・・て、規模がよくワカランので何とも(;'∀')
東海道は、丁子屋の前を通っていて、丸子橋で丸子川を渡ってその先へ・・・
へ~ 静岡市は十返舎一九や東海道中膝栗毛の弥次さん、喜多さんの故郷なンだって。
ツレは、映画「真夜中の弥次さん喜多さん」でとろろ汁の登場シーンを見て、ずっと食べたいと思ってたそう。
丁子屋の建物は、国の登録有形文化財。
丸子橋からのながめ
歌川広重の丸子宿の版画。描かれているお店は丁子屋だそうです。
ロウバイが咲いていました
丁子屋の前も通る現在の東海道。確かに宿場町の面影がある・・・
駐車場。お茶販売店もある。
ということで、夜の営業時間開始とほぼ同時に入店\( 'ω')/
建屋に入ってちょっと行ったところに下駄箱。靴をぬいで客室へ。
我が家が着席した時点では、他に客は1組ぐらい。
でも、食事をしているうちに、あっと言う間に満席に近いぐらいの状態に。
おっきな広間にはテーブル席がいくつか。
(背もたれ部分がクルッと動く、ユニークなイス)
天井付近に東海道五十三次の版画が飾られている
定食「丸子」(まりこ)(税込み1630円)にしました。
内容は、とろろ汁、麦飯、味噌汁、香物、薬味。
ご飯は、麦飯・白米のどちらでもどうぞ、とのこと。
なんとお刺身定食もあるンだって☆ 気になるけど、やっぱコチラのお店に来たらとろろ汁を食べたくなるのかナ・・・
注文後、料理が出てくるまでは早かったです。
おひつに入っている麦飯。
ご飯はおかわり無料。その際は、茶碗何杯分ぐらい食べるか尋ねられたうえで、
おひつに入れて持ってきてもらえます。
でも一杯で十分足りる量。茶碗に6割ぐらいの麦飯×4,5杯分ぐらい食べました。
とろろをかけた状態の麦飯
麦飯・白飯いずれでもどうぞ、とのことなので、選べるんだろけど、
麦飯食べれる貴重な機会♪
麦飯の味は、露骨ではないですが、白飯ではない感じが確かにあります。
薬味のネギがありますが、
やっぱりまずは、とろろのみで。
・・・うん!うまい\(^o^)/
とろろのねばねばクリーミー感。
とろろには白みそがはいっているらしいので、味も全くしないわけではなく、まろやかで、和風調味料っぽい味わいも。
けど、この味って・・・・・・パンチはないので、これのみだと、さすがに飽きてくる感じ。
そこで、薬味のネギをトッピング。
食感のシャリシャリ感は、色も相まってまるでキュウリ?!みたいだけど、
確かにかすかにネギのピリリ感。とろろ飯の味が引き締まります。
味噌汁、甘酸っぱい感じで、オイシカッター\( 'ω')/
入っているのはのり?あおさ?
つけものの大根も優しげな味がした。
多分、とろろ飯オンリーだと飽きがちなので、他の品々も注文される方もいらっしゃるかも。けど、ボリューム的に考えると、麦飯定食で十分すぎる。おかわり無料なので麦飯いっぱい食べれますから。
ということで、ツレは食べ過ぎてましたw(何杯食べたか覚えてナイらしいです)。
でも味は大満足なようでした。
箸袋の裏側。「とろろ(自然薯)一口ばなし」
やっぱ遠路はるばるこの店来ると、麦飯メインの定食を頼んじゃうだろけど、
他の料理も食べてみたいよね。
気になる珍しげなもの、いろいろありましたよ。
とろろ羊羹やむかご羊羹もありマス。土産物用?
むかごは自然薯の赤ちゃんなンだって。
むかごの唐揚げがメニューにあるョ。どんな味なンだろ?
他で食べたことあるけど、黒はんぺんフライは無敵。
お刺身もありますネ~
自然薯すりおろしやすったまんまでも。
山芋を使ったふんわり玉子焼き風「焼きとろ」も気になる~
店内に飾ってありました。昔の丁子屋のようです。
丁子屋には無料資料館あり。
レジ前にはお土産コーナーも。
お店を出たら、辺りはすっかり暗くなっていました。
これまたイイ雰囲気☆o。..:* ☆.。
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