横浜市歴史博物館では、企画展「美術の眼、考古の眼」が開催中です(会期:2022年1月22日~3月6日)。
現代アートと縄文土器によるコラボレーションを観ることができますョ☆彡
展示されているのは、現代のアーティスト3人の作品と、横浜市内出土の縄文土器です。
会場中央の一画には大変惹きつけられます。
大きくて、長さのある絵画は、間島秀徳氏が手掛けた作品だと思いマス。
その作品をベースに、松山賢氏の作品と縄文土器が展示されています。
とても勇ましい雰囲気の動物(?)は、
松山氏の「土器怪獣オオカミン」(2020-21年)。
コチラのかわいらしいのは、
松山氏の「ヤマネコン」(2018年)。
そしてコチラは、
松山氏の作品(”へビン”シリーズ(?)のうちの2点)と、その向こう側にあるのは「高山遺跡出土土器」(縄文時代中期)。
薬王寺太一氏の作品「圧力」(2017年。創作地:横浜/焼成:横須賀田浦)
割れている感じがかえって印象的でした。
違和感がない並びです。
写真向かって左側から順に、
薬王寺氏の「炭化 No.2 Bowl」(2020年。創作地・焼成:横須賀田浦)、
「華蔵台遺跡出土土器」(縄文時代後期)、
薬王寺氏の「Tanka(炭化)」(2016年。創作地:横浜/焼成:津南町 農と縄文の体験実習館「なじょもん」)
・・・というか、縄文時代というはるか昔でもこんなにまあるい物を作れる技術があるものなのね。
コチラは縄文土器っぽいですが、現代のアート作品なのです。
薬王寺氏の「天地万象 Tenchi bansyo」(2012年。創作地:横浜/焼成:小田原)
一方でコチラは、考古資料の縄文土器です。
「高山遺跡出土土器」(縄文時代中期)
甕?なのかナ?壺なのかナ? ともかく、この展示会を契機に、こういう形状の縄文土器にハマりそうです。オシャレ!
横浜歴博の企画展は、展示スペースはコンパクトですが、
その分じっくり観れるので私は好きです。
歴博1Fのエントランスには公開制作スペースがありマス。
実際に制作している様子を見れるタイミングもあるみたいです(スケジュールは現地で掲示されています)。
ミュージアムショップには企画展の出品作家の作品も販売されてマス。
なお、モバイルで今回の企画展のアンケートを回答すると、オリジナルグッズのマグネットが貰えますョ。
【美術の眼、考古の眼】
会期:2022年1月22日 (土) ~2022年3月6日 (日)
観覧料:一般の場合、企画展のみ800円・企画展と常設展共通は1000円
会場:横浜市歴史博物館 休館日:月曜日
所在地 横浜市都筑区中川中央1-18-1
(横浜市営地下鉄ブルーライン・グリーンライン「センター北駅」から徒歩5分)
スポンサーリンク
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。