東京都町田市にある「玉川大学教育博物館」に初めて行ってきたョ。
玉川学園のキャンパス内にあります。
ちょうど、明治期の教育を支えた博物学を主テーマとした企画展が開催中でした。
江戸・明治の刊行物に掲載された動植物の絵をたくさん目にすることができる絶好の機会かも?!
しかも、観覧無料です。
【明治の教育と博物学―こどもたちが学び楽しんだ、自然をめぐるモノづくし―】
会期:2018年10月29日(月)~2019年1月27日(日)
観覧無料
【玉川大学教育博物館】
所在地 東京都町田市玉川学園6-1-1
(小田急「玉川学園前」駅南口から徒歩15分)
キャンパス内に入る際は、門の守衛さんなどにお声がけくださいネ☆
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博物学は、
自然界にいる動植物や鉱物を調査して、その種類・性質・分類などを研究・記録する学問。
明治時代になって、近代学校制度がスタートすると、博物学は小学校教育にも取り入れられたとのこと。
一方で、江戸時代、儒者・林羅山が徳川家康に献上した「本草綱目」・貝原益軒の「大和本草」などで知られる本草学(薬用に重点を置いて、動植物・鉱物などを研究する学問)も、博物学の発展に関係あるらしいです。
いずれの書物も・・・・・・高校の歴史で出てきたの覚えてる! 会場で展示されてますョ。
そういった本草学関連の書物や、農作物や農業技術の知識普及に貢献した「農書」、華道家らの代表的作品を描いた立花図の書物などなど・・・・・・も紹介されています。
展示物は、動植物を解説する書物が多いから、絵が掲載されているものも多し。
江戸期のものは白黒がほとんどだけど、観ていて面白いネ、
三分の一ぐらいが江戸期、残りが明治期の展示物という印象かナ。
明治期の展示物は、カラフル比率がぐっと上がります☆
教育用の、単語を覚えるための表、みたいなのはかわいいよネ。
マス目の表に、単語と併せて、その単語が表している動植物の絵が載っています。
「熱帯動物実観」は、地球上のあつ~い地域に居る動物たちを描いているのかナ? ゼブラとか描かれているンだけど、こんなにキレイな状態で残ってるんだ?!ていうぐらいキレーです。
また、1882年、上野公園内の博物館付属施設としてオープンした日本初の動物園について、初期の頃の様子を伝える展示物もあります。カラフルな絵です。模型もあります。
明治期の発行物「(教育絵本)魚づくし」も気になりましたネ~~~
コチラは、魚がすごくビビッドな色遣いで表現されてるンです☆
当時の人々はびっくりするような色遣いだったのかナ~?なので、奥付には、安心してお買い上げください、といった説明がされているとのことですョ。
博物館内で唯一の写真撮影可能スポットです。
私は時間的に企画展しか観れませんでしたが、
第一展示室もあるので、向かわれる方はチェックしてみてくださいネ♪
訪問年月:2018年11月
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