2024年5月9日木曜日

【町田市立野津田公園】村野常右衛門生家を見学【入場無料・ばら広場のとなり】

「町田市立野津田公園」は、多摩丘陵の自然に囲まれた立地で、町田GIONスタジアムをはじめとするスポーツ施設が充実している公園。
園内には町田市の指定有形文化財「村野常右衛門生家」もあります。
多摩地区有数の自由民権運動家の生家を園内へ移築したものです。
当時の家財道具も展示されていて、明治期の生活の様子を垣間見れるとのこと。

入場無料。公開は土日祝と8月は月曜日を除く毎日の10時~16時
(非公開日:12月28日〜1月4日)。

2024年5月は、すぐとなりの「ばら広場」でバラが開花しており、併せて見学してきました。

【村野常右衛門生家】
所在地 東京都町田市野津田町2035 野津田公園内
村野常右衛門生家は、野津田公園北口から入る中央第1・2駐車場からも近い場所。

2階へも上がることができます。

建物は市内野津田町にあったものを、村野家から町田市が寄贈を受けて移築。
多摩地区有数の自由民権運動家・村野常右衛門は安政6(1859)年にこちらの家で生まれました。
江戸時代末期の創建当時の茅葺きから、関東大震災後の大正13(1924)年に当時では珍しい鉄板葺きに大改築。こちらで往時の姿で移築、復元されているとのこと。

屋内では、村野常右衛門の経歴などを説明したパネルや資料の展示もあり。
そのパネルのひとつによると、
村野常右衛門が若手民権家育成のために建てた文武道場「凌霜館」(りょうそうかん。明治16年開館)があった場所には、
現在、自由民権資料館が建っているとのことです。

「中の間」。階段があります

台所

資料が展示してある部屋

南廊下
ばら広場が見えます

2階

2階からのながめ

雨戸?

窓の外の光と緑、そして屋内の暗がりとのコントラストが際立つ箇所がいくつかありました。

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