「町田市立野津田公園」は、多摩丘陵の自然に囲まれた立地で、町田GIONスタジアムをはじめとするスポーツ施設が充実している公園。
園内には町田市の指定有形文化財「村野常右衛門生家」もあります。
多摩地区有数の自由民権運動家の生家を園内へ移築したものです。
当時の家財道具も展示されていて、明治期の生活の様子を垣間見れるとのこと。
入場無料。公開は土日祝と8月は月曜日を除く毎日の10時~16時
(非公開日:12月28日〜1月4日)。
2024年5月は、すぐとなりの「ばら広場」でバラが開花しており、併せて見学してきました。
【村野常右衛門生家】
所在地 東京都町田市野津田町2035 野津田公園内
村野常右衛門生家は、野津田公園北口から入る中央第1・2駐車場からも近い場所。
2階へも上がることができます。
建物は市内野津田町にあったものを、村野家から町田市が寄贈を受けて移築。
多摩地区有数の自由民権運動家・村野常右衛門は安政6(1859)年にこちらの家で生まれました。
江戸時代末期の創建当時の茅葺きから、関東大震災後の大正13(1924)年に当時では珍しい鉄板葺きに大改築。こちらで往時の姿で移築、復元されているとのこと。
屋内では、村野常右衛門の経歴などを説明したパネルや資料の展示もあり。
そのパネルのひとつによると、
村野常右衛門が若手民権家育成のために建てた文武道場「凌霜館」(りょうそうかん。明治16年開館)があった場所には、
現在、自由民権資料館が建っているとのことです。
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