【王禅寺エコ暮らし環境館】
川崎市のごみ処理を担う「王禅寺処理センター」内にあります。
平成29年1月27日オープンの、まだ新しい雰囲気の施設です。
環境館の建屋内は、展示物を通して学んだり、ごみ処理現場の見学ができる場で、
屋上は庭園になっています。
展示はわかりやすいうえ、楽しく学べるように工夫されてます。子どもたちの社会見学先にもなっているようです。
入場無料。
オススメ!
【王禅寺エコ暮らし環境館】
所在地 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1285番地
(王禅寺処理センター内)
複数のバス停から徒歩圏内です。
・「長沢入口」から徒歩5分。
・バス停「田園調布大学」又は「田園調布学園大学前」から徒歩7分
「王禅寺かわるんパーク」からも遊歩道を通って行けます。
→◆記事「王禅寺かわるんパーク(川崎市麻生区)王禅寺処理センターそばの緑道 「王禅寺エコ暮らし環境館」へ長い遊歩道を歩いて行けるョ」(2019年6月5日付)
https://fuwarimeguri.blogspot.com/2019/06/blog-post_5.html
スポンサーリンク
まずは、環境館の建屋内から。
玄関入ってスグのところ。
おっきな「かわるん」(かわさき3R推進キャラクター)が出迎えてくれます。
フロアーマップ
入口は4階、展示エリアは3階なので、階段又はエレベーターで降ります。
以下は、展示エリアの様子。
資源循環や川崎市のごみの状況・自然環境などについて、
展示物を工夫したり、クイズや常設のスマホを活用したりて、
楽しく学べる仕組みになっています。
コチラは「川崎市のごみ処理のようす」を紹介しています。
川崎市のごみ収集のペースや収集方法、ごみの量の変遷などをパネルに掲載。
そして、大きな鍋のようなものや、分銅、チョコレートの板などを持ち上げることで、
実際のごみの重さを体感できます。
たとえば、以下の大きな鍋は、記載されている年度の家庭から出る1週間分のごみの重さです。
持ち上げてみたら、いずれも結構な重さでした。
・・・数字だけ聞いてもポカーンとしてしまうところがある私には、
こうして実際に重さを体験できることは、これだけものごみを出しているんだ、ということを実感するための有効な手段だと思います。
わかりやすい展示です。
備え付けのスマホを使った展示の存在感がバツグンです。
コチラ「資源物のゆくえ」の展示では、
環境マークや家庭などから出た資源物を原料に使った製品などを紹介してます。
たとえばこのように・・・
トイレットペーパーのイラストをスマホカメラで見ると、
牛乳の紙パックといったトイレットペーパーの原料となったものが次々と画面上に現れます。
現代的な仕掛けですネ~
コチラは「地域の自然を知ろう」という、
川崎市の地図にスマホカメラをかざすと、画面上に川崎市内で暮らす生きものたちが現れるマップ。
タヌキさんが現れました(*´▽`*)
実にいろんな生物が川崎市には住んでいるようす。
コチラは「発電してみよう」のコーナー。
下のレバーをぐるぐる回すと、家庭内の電気がつくという仕組みです。
・・・というふうに、わかりやすく、かつ楽しく、
資源循環や川崎市のごみと自然環境について学べるような展示エリアとなっています。
環境シアター
そうそう。個人的に気になったのは生ごみ処理機の紹介コーナー。
ダンボールコンポスト・電動生ごみ処理機(乾燥式)・ベランダdeキエーロ(ベランダやコンクリートの上における生ごみ処理機)・コンポスト化容器・埋め込み式容器・密閉容器・・・イロイロあるンですネ。
「ダンボールコンポスト」というのもあるンですネ。
資材面では一番手軽な感じです。
川崎市の環境関連キャラクターの紹介もあります。
「かわるん」のほか、
「エコちゃんず」(カーボン・チャレンジ川崎エコ戦略(CCかわさき)のイメージキャラクター)、
「モリオン」(市民100万本植樹運動イメージキャラクター)が居るンですネ。
資源化処理施設のプラットフォームが自由に見学できます。
場所は、環境館展示エリア(3階)から階段を上ったところです。
ガラス越しに見えます。
スポンサーリンク
展示エリアは一通り観終わったので、
最後に、屋上庭園へ行きました。
キレイに維持管理されている場所でした。
屋上庭園は誰でも利用できます。
屋上へ進む通路沿いに見える庭。花で模様を表現しています。
季節ごとに咲く花を楽しめるとのこと。
屋上庭園案内図。
四季の植栽や自然エネルギーの発電設備などがあります。
花時計は太陽光パネルにより、100Wの電気で動いています。季節ごとに、周りの花の植え替えを行っています・・・とのこと。
生ごみの養分を土に還し、堆肥にする「木枠コンポスト」があります。
屋上にある風力発電・太陽光発電・太陽光採光システムの説明。
その説明によると、このまあるい電球みたいなのが「レンズ」のようです。
太陽を追いかけて光を集める。その集めた光は、4階の見学者通路の照明に使われてるンだって。
コチラは風力発電の風車です。
訪問年月:2019年6月
スポンサーリンク
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。