2023年10月24日火曜日

【横浜黄金町・秋のアートイベ】「誰も知らないアーティスト」を観てきたョ☆彡【会期:2023年10月29日まで】

横浜市中区黄金町・日ノ出町では、秋には大きめの現代アートイベントが恒例となっている印象で、
開催を毎年楽しみにしてマス(*´▽`*)
2023年は「誰も知らないアーティスト」と題したイベントで、
東アジア・東南アジアの6都市、日本の東北エリア、横浜・黄金町で活動しているアーティスト21組が参加。
・・・今回もたくさんの作品が、黄金町を中心とした地域ならではの建物や風景と絶妙に組み合わさるようなカタチで展示されており、
まちあるきをしながらの作品めぐりは楽しかったヾ(*´∀`*)ノということで、レポ(2023年10月下旬の訪問)。
展示のボリューム的には、健康にもちょいとよさげな散歩になるぐらい。つまり1日で全て見て回れるぐらいですが、
会期中展示エリアへアクセスする機会が多い場合は、
チケットが会期中何回でも観れるパスポートなので、のんびり、じっくり観てまわれてよいかもしれません。

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<イベント概要>
【誰も知らないアーティスト】
会期:2023年9月29日(金)~10月29日(日) 11時~19時
会場:京急線日ノ出町駅・黄金町駅間の高架下スタジオ/周辺のスタジオ他
休場日:10月2日・10日・16日・23日
入場料:1000円(会期中有効のフリーパス※)
※購入方法は、現地のインフォメーション(日の出スタジオ、他)にて、またはオンラインで事前購入後、インフォメーションでチケットと引き換え。

では、レポすた♪

私は日ノ出町駅まで京急で行きました。
黄色い京急と赤い京急♪

【日ノ出スタジオ】
所在地 横浜市中区日ノ出町2丁目145
日ノ出町駅からは徒歩4分ほど。

チケット(フリーパス)を購入(クレカ可)。
フリーパスは、折りたためるところが何気に良いと思いました☆彡
会場マップ付きなのですが、
・・・たとえばA4サイズぐらい大きくて、畳めなかったら、バッグによっては入らなかったり、バッグの出し入れが手間。ずっと手に持っておくのもなァ・・・・・・しかも、たとえばバッグパックだった場合、マップを見たくなるたびにバッグを背中から下して、中からマップを出さなきゃならない(←コレ、台紙がA4サイズのスタンプラリーの際に感じる手間(;'∀'))。
なので、マップ付きで、小さく折りたためるこのパスポートはすごくいいですヾ(*´∀`*)ノ

しかもですネ。ここで早めにおトク情報を。
フリーパスには、なんと300円OFFクーポンが付いていて。
フリーパス掲載の対象店舗で使えるのです。で、その対象店舗というのが結構あるンです\( 'ω')/ 書店、雑貨店、飲食店、弁当屋などなど・・・
・・・よく、お店によって特典が異なる、というサービスは様々な機会で目にしますが。
一律300円OFF(300円以上の会計時)というのはわかりやすいですし、有効活用できそうな予感。歩いてたら、コーヒー飲みたくなりますでしょうし、おなかも空くかもだし・・・

では、中でも特に印象的だった作品や、風景をパシャリしたものを。

レイモンド・ホラチェック氏のインスタレーション作品《エントロピーの連鎖》
日ノ出スタジオのギャラリー、カフェ、本屋の上の屋外スペースが舞台。
・・・そういえば、普段は2Fに上っていけましたっけ?
まちの風景とユニークな組み合わせ
最初に観た作品でした。この時点で、観に来てヨカッタ!!と思いました☆
それにしても、天井が高架下というユニークな場所。
作品越しにお店が見えるのも面白い。

レガ・アユンディア・プトゥリ氏の作品の展示場所のひとつが「GALA House」
会場内ではいたる所(物)に、様々なメカ的なカラスが描かれてマス。
強そうなカラスですが、絶滅の危機に瀕しているという。
「8210年にカラ動物博物館が建設された。」とのことなので・・・・・・今からかなり年月を経た世界のようです。

建屋そのもののデザインが特徴的で、気になりました。
縦長の家です。
2Fからのながめ。

松山隼の作品。写真↑はその一部(展示場所:高架下スタジオ Site-Aギャラリー)。
松山氏が黄金町滞在中に地元住民からヒアリングした川にまつわる物語、地域の物語などを4つの話にまとめ、デザインし、横浜スカーフの工場に製作を依頼したとのこと。
東日本大震災の際の津波の影響で、川の生態系は変化。それが原因なのか、1mのエイがやってきたこともあったという。
黄金町から横浜湾に出る途中の橋の脚には牡蠣が生息しているとのこと。
・・・・・・興味深いです。
新しい横浜市庁舎のあたりの川を見ていて、どんな生き物が暮らしているのか気になっていましたので。


寺島大介氏の作品《WHAT AM I DOING HERE どうして僕はこんなところに》(展示場所:高橋ビル1階)。
まちのいくつかの掲示板にも貼られているドローイングも作品の一部で、作品の断片として町中に散らばることで、街全体を繋ぎ合わせていく・・・というものだそうです。
コチラは掲示板に貼られている作品のひとつ。
・・・掲示板によっては、他の掲示物(アート作品ではないっぽい、通常のお知らせみたいなの)の下に隠れてたり。
確か2か所ぐらいは、作品が掲示板のどこに貼ってあるのかワカラナイものもありました。

竹内化成ビルというオフィスビルも会場(写真向かって左)。

手前が于名晶(ユ・ミンジン)氏の《The Sleeping Body》。シンプルな部屋に人々が寝転がっているる映像がモニターに映し出されていて、面白かった。
奥のほうに、宮内由梨氏の《Scar Script - score》シリーズがチラリ。

近あづき氏のテキスタイルを用いた作品。

竹内化成ビル6Fからも京急線が見えました
(黄金町・日ノ出町の高架近くを歩いていると、しょっちゅう京急線が走っていくのが見えるのです)。

なお、コチラのビルは現役のオフィスビルのようで。
会場となったフロアは、オフィスビルらしいつくりがいたるところに見られて。面白かったです。
5Fには、鈴木史氏、サラ・リン氏、宮地祥平氏の作品が展示されています(写真↑には全部はうつっていません)。

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コチラは味わいのある建物「八番館」
キム・ジヒ氏の作品は、思わず笑みがこぼれる面白さ。
衣類の寄付者に向けてのアンケート(古着にまつわる話)が含まれた現地調査を行い、寄付者の個人史を推測し、彼らのポートレートを古着で製作したとのこと。
アンケートには好きな食べ物やよくする表情なども載ってマス(^^)

コチラは晃子てるぬま氏が担う作品・・・かナ?会期中のワークショップを通じて作品が増えていくらしいです。かわいいです。

黄金町周辺にはパシャリしたくなる風景がたくさんある。



今回のイベント参加作品以外の作品も、さんぽしていたら観ることができるョ。

めちゃかわいい。肥沼守氏の作品《雲をはこぶ犬》。ホントに雲をはこんでるみたいだ。

持参のお弁当食べる場所あるかナ?と思いきや、ありました☆
「かいだん広場」。板張りで、天井が高架。日差し強めの秋の日でしたが、日陰になってて、風が通り抜けていって気持ちよかった。
サンドイッチ食べすぎฅ^•ω•^ฅ

かわいいポスター。イベント「あみきをほどく」。気になる。

こんな路地も作品展示場所へのルート。シンボルツリー

県道218号線から一本北側に入ったところにある通り。
218号線と比べるとクルマ通りがぐっと少なく、落ち着いてる。
寺島大介氏の掲示板の作品を観るために通りました。

「マッスルぱっく 筋肉弁当」。気になる(^^;
今回のパスポートのクーポン対象店舗。

218号線は横浜ランドマークタワービュー。

小林紙工株式会社のパッケージ・ラッピング専門店。218号線沿い。
業務用っぽい商品がイロイロ。他では販売されていないけど探していた物がみつかるかもしれない。

黄金町のアートイベントの際は必ず寄る「黄金町アートブックバザール」にて
参加アーティスト・金子未弥氏の「未発見の惑星観測所」シールをおみやげに☆彡

日ノ出スタジオでチケット購入~写真撮りつつ、のんびりさんぽしながら、ほとんどの作品を観終わるまでの所要時間は、2時間半程度でした。
多少足に疲労を感じましたが、体力的いはキツつはなかったです。
たのしかった!! 
また黄金町にてアートイベントが開かれる際は、遊びに行きたいナ\( 'ω')/

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