2021年12月7日火曜日

【松田町寄さんぽ】マス釣り場→中津川沿い→寄展望台→土佐原集落→中心部?→ナノダ沢の木製橋【山々に囲まれた場所で、かつては寄村】

神奈川県秦野市内の国道246号を走っている際、思わず目に留まる道路標識
画像↑はグーグルマップのストリートビューより。
道なりに246を進めば沼津・御殿場方面へ。すぐそこの交差点を西へ曲がれば寄へ。

コチラの道路標識で、「寄」(やどりき)という地名を知りました。

標識がある辺りは谷あい。
246号は小田急小田原線と四十八瀬川と並走してて、山々の緑のふさふさエリア。一見すると、西へ曲がった先に集落なんてあるの??という感じなのだけれど・・・
寄入口交差点(目印はセブン-イレブン秦野菖蒲店)から西へ(県道710号線・神縄神山線)入って間もないうちに・・・
住宅街が広がってます。想像していたより新しい雰囲気・・・
松田町HPによると、
この辺り(湯の沢地区)は、山を切り崩して団地が造成された新興住宅地のようです。

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ココは既に松田町寄です。
なお、写真(↑)に小さく「八沢」という道路標識がうつってます。
八沢は秦野市。コチラの住宅街を抜けて行けるみたいです。

寄といえば、
月刊誌「散歩の達人」(交通新聞社)でも取り上げられていました。
散歩の達人2021年9月号の連載「ニッポン面影散歩 02 寄から高松」によると・・・
昔は「寄村」という集落の名前があって、明治9(1876)年に近隣の七つの村(萱沼・弥勒寺・土佐原・宇津茂・大寺・中山・虫沢)が合併してできた村。そして1955年に松田町と合併し、寄村の名前は消えた・・・とのこと。

現在の松田町寄↓

松田町寄は山々に囲まれた立地であるし、246号側の入口周辺が先述したような風景が広がっているところなので・・・
寄のまちなみを目にした際は、ゲームでいうとボーナスステージ見つけた感がありますネ☆
なお、今回の私の散歩ルートはかなり先述の散歩の達人の記事を参考にさせてもらいました。
今回の記事の写真は全て2021年11月下旬時点での現地の様子です。

で、そのまま710号線を走っていきます。
住宅街を抜けると、山道らしくなります。

「萱(かや)沼入口」の道路標識。東に折れる道に入ると萱沼へ
萱沼は松田町寄にある地名で、
松田町HPによると、
周囲をゴルフ場と畑地に囲まれた場所に生活拠点がある地域のようです・・・!これまた気になりますネ。

けど、今回は萱沼へは行かず、このまま710号を進みます。

結構高いところを走ってます・・・

前回通った時にも気になった。道路沿いのオブジェ(柵沿いにあります)

一気にまちなみが広がりました
なお、寄入口交差点からこの辺りまでの所要時間はクルマで7分ぐらいです。

この日、ツレは「寄マス釣り場」の池で釣りを楽しみました(釣果は後ほど)。
私はその間、寄を歩くよ!
マス釣り場の池

マス釣り場前の中津川。ココでも釣りができます。

マス釣り場前の看板。この辺りはハイキングスポットなのネ。低めの山もたくさんある

マス釣り場に隣接する「寄七つ星ドッグラン」

「谷戸口橋」。中津川の支流「虫沢川」に架かっています
欄干のプレートがかわいい

谷戸口橋バス停の移転のお知らせと時刻表
※バス停はココではありません。
このあたりの路線バスは富士急湘南バスなんだネ。

「はなじょろ道」・「タケ山古道」方面へ行くには虫沢川沿いを進むとのことですが・・・

私は田代橋の方へ。

こういうカーブの道。ビジュアルは好き

山が近い

絵になる石垣

「田代橋」
これまたかわいらしいレリーフ。松田町の花はコスモスなのですネ
田代橋の上からのながめ。中津川
田代橋の西側。後ほどあの坂を上ります。

「有害鳥獣 駆除実施中」の、のぼり。

中津川沿いをしばらく進みます。
対岸に見えるのは、しだれ桜並木なのでは…? 結構続きますよ。開花のタイミングに観に来たいナ
クルマ通りは少なく、歩きやすい。

川沿いの道からながめた東側の風景。高いところにお家群。
後ほど歩く道も写っています

中津川はホタルの住処なのですね


白雪姫のメルヘンな看板(*´▽`*)

ちっちゃくてカワイイ。アミノバリューの自販機



そう。中津川は水辺のそばまで近づけるのですが。
河川敷にて動物の落とし物を発見。で、そのいくつかのうちは、小さくてまあるいのがコロコロ・・・と転がっているもので。これはもしや草食動物のものでは???と思ったのですが。水飲みにきたりするのかナ?

ビオトープがあるらしいです

中津川沿いを歩くのは、大寺橋まで。

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大寺橋のそばにある「みやま運動広場」。
大きなグラウンドがあります。休憩スポットとしてもよき。
なお、運動広場の向かい側には寄バス停もあります。

そして集落の中に入り、展望台目指してどんどん進んでいくよ

途中に道しるべもあります。
なお、土佐原のしだれ桜があるのは寄展望台の近く。

よりいっそう、イイ感じの風景に・・・

斜面に茶畑が広がっています。
空は黒い雲があったけど、雨は降らず。そして明るかった

既にちょっと高いところにきています



これらは何の木々だろう?と思ってたのですが・・・たぶんロウバイですネ。
寄ではロウバイまつりを例年開催しているとのこと。

イチョウの木の存在感

キツすぎることはないけど。ずっと続いたらヤだというぐらいの坂を進みます。

さきほどのイチョウ。近くで眺めれます。

・・・とうとう!

寄展望台より。
寄のまちが一望できます

このあたりは寄の中で土佐原という地域だそうです。歩きます。

西洋画でありそうな風景

土佐原休憩施設



下り道に入ります。
目指すは、
寄神社や寄総合センター(松田町役場の出張所?)などがある一帯(たぶん、寄の中心地的なエリア?)。
この下り道は、結構急な谷あいにある感じで。
日陰になりがちなのか、路面は乾いていない部分も。確か、前日横浜も雨だったので・・・



強く訴える看板

まちなかに戻ってきました。
写真(↑)で、正面にうつっているのが、宇津茂地域集会施設。
その向かい側にあるのが、寄郵便局


寄総合センター方面へ。

寄は宿泊施設がいくつかあります

寄小学校が見えてます

寄総合センター

このあたりは、寄神社、松田町立寄小学校、松田警察署寄駐在所が集まっています。

鳥居のそばにあるのは「寄神社の大スギ」。
樹齢約500年(推定)。かながわの名木100選。

集落の中を進みます

湯の沢地区は新しめな雰囲気ただよっていたけど、
この辺りは年月をもっと経ているという感じが伝わってくる。
思い出しました。小さいころ、私は所謂新興住宅地に住んでいたけど、友人は昔からの集落に住んでいて。夕方の帰り道。後ろ髪ひかれる中、辺りの家屋から漏れ聞こえてくるのは光や生活音だけではなく、洗剤のにおいなのかナ。ふんわりとね。お風呂のかおりなのかもしれない。あの頃嗅いだかおりと同じようなものをココでも感じました。なつかしい気持ちになりました。昭和だ。


バス停「札場」

福昌院


この道が、中津川沿いの道から見えた高台前の坂道
そんな道からのながめ。前半に歩いた中津川沿いの道も見えてそう

そして田代橋西側エリアへ
何の工場だろう

「捕獲ワナ 見まわり中」

再び高台へ

「市村自然塾関東」という施設がありました。
市村自然塾は、株式会社リコー及びリコー三愛グループの創業者・市村清の生誕100周年を記念して設立されたNPO法人で、農作業を中心とした自然体験活動や共同生活を通じて子どもたちの育成・成長を支援しているとのことです。
なお、このあたりにはかつて聖心女学院の丹沢学舎(校外学習の拠点)がありましたが、2020年に閉鎖されたとのことです(道しるべは残ってました)。

高台から。虫沢川沿いの風景

虫沢川に架かる「虫沢橋」

虫沢川

この木製の橋は、
散歩の達人2021年9月号記事にも載っていた、虫沢川に注ぐナノダ沢に架かる橋だと思われます。是非観たかったの☆

最後に。寄内の掲示板。「松田きらきらフェスタ」というイルミネーションイベントが、あの西平畑公園で開催されてるンですネ☆彡 東名から見える、斜面にある公園です。

このアト、マス釣り場のほうへ戻り、ツレにピックアップしてもらいました🚙
なお、今回の寄のさんぽでは、9km、3時間ぐらい歩きました。

・・・て、忘れるところだった(;'∀')
ツレの釣りの成果です。
おっきなサクラマス一尾☆彡
すっごくおいしかった~~(*´▽`*) ごちそうさまでした。

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