横浜の日本大通りにある「ニュースパーク(日本新聞博物館)」で開催中の企画展「地域の編集 ローカルメディアのコミュニケーションデザイン」を観に行ってきました。
日本各地から発信される冊子・雑誌・フリーペーパー・書籍などのユニークなメディアをジャンルに分けて紹介。
実際に手に取って閲覧できます。
【地域の編集 ローカルメディアのコミュニケーションデザイン】
会期:2019年10月5日(土)~12月22日(日)
入館料:一般400円 大学生300円 高校生200円 中学生以下無料
(常設展も観覧可)
会場:ニュースパーク(日本新聞博物館)
所在地:横浜市中区日本大通11 横浜情報文化センター
(みなとみらい線「日本大通り」駅直結。またはJR「関内」駅から徒歩10分)
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ポップな雰囲気の会場です。イス・ソファも何か所かあるので、メディアを手に取って、座って、閲覧できますョ。
ローカルメディアというと、雑誌・冊子や地域新聞をイメージしますが、地域のことを綴った書籍も並んでましたネ。
このように7つのエリアに分けて紹介しています。
では個人的に気になったローカルメディアを・・・・・・
エリア1「新しい視点の流通」にて。
とにかく書籍のカタチが面白い。装丁がタオル!だったり、カニの足(小さな箱に本が入ってます)だったり。
万城目学「城崎裁判」(兵庫県)
外側はタオル地ですが、中は紙。文章が綴られています。ぬれても読める紙を使ってるンだって。兵庫県豊岡市の城崎温泉の土産店や旅館のカウンターなどでしか買えないとのこと。
・・・おお!じゃあ横浜で出会えるのは、貴重な機会なのですネ。
ネットなどを通してどんな場所にいてもいろんなものが手に入りやすくなった今、ここでしか手に入らない!というのは、ある意味価値を高めている気がする。旅先でそのようなメディアと出会った際は、入手したいですネ(そのためにも事前に情報を把握しておきたい・・・)。
エリア7「デザインの工夫」にて。
かっこよくて目を惹く書籍があります。
「鶴と亀」(長野県)
表紙の女性は、パーマをあてている最中ですよネ?
コチラの冊子は、長野県飯山市出身の御兄弟が手がけたフリーペーパーを
2019年に書籍化したもののようです。
会場の説明書きによると「長野県奥信濃のお爺ちゃん・お婆ちゃんの日々の姿を、ヒップホップのスタイルを織り交ぜてスタイリッシュに発信」とのこと。
鶴と亀HPには、フリーペーパー設置場所マップが載ってます・・・おお!結構東京に設置場所多し!横浜も何か所かある。今度貰いに行ってみよう♪
あとね、コチラもすごく気になったの。
「髙村木材フリーペーパー」(大分県)
父親が製材所「髙村木材」専務である小学2年生が発案したフリーペーパー。
黄土色の紙も、木材を彷彿させますネ。
小学生の文字がイイ味出してる。そして文章には業界の専門用語。
コチラの福島民報、郵送できます。
「おくる福島民報」(福島民報社)(福島県)
震災の影響で県外へ避難した県民が故郷の情報にふれるきっかけにしてもらおうと、2018年にスタート。福島の魅力を発信したいとの思いが込められているとのこと。
紙面も優しい色彩が使われていますネ。
エリア6「アーカイブ性を生かす」より。
「聞き書き甲子園 聞き書き作品集」(全国)
毎年日本全国100人の高校生が100人の「森の名手・名人」「海の名手・名人」と1対1で対話し、仕事や生き方について聞き書きする活動「聞き書き甲子園」の作品を集め冊子。
・・・おお~そういう取り組みがあるンですネ。
人の話を聞いて文章にまとめるって大変ですよネ。それを高校生の段階で取り組んでいるなんて・・・ワタシ自身が高校生の頃なんて一体何やってたのダ(~_~;)という感じw 一度じっくり読んでみたいです。
「横浜のローカルメディア」のエリアでは、青葉区から発信しているメディアの紹介もあります。
他にも魅力的なローカルメディアの紹介がたくさんあります。
各エリアの説明をホッチキスで綴じて、冊子にできます。
3階新聞閲覧室での配架が終わった紙面も置いてありました。地方紙も混ざっています。ナント自由に持ち帰りができました☆
展示エリアは広すぎることはないですが、
面白かったです。
私はローカルメディアがスキなので(特に冊子のリトルプレスがスキ)、
ローカルメディアにスポットをあてる展示会が開催されて、ウレシカッタです((*´▽`*)
入館料一般400円で、併せて常設展も見れるので、
ご興味がある方は是非。オススメです。
訪問年月:2019年11月
※ニュースパークの常設展も観たョ。
◆「ニュースパーク 日本新聞博物館 常設展示で気になったもの 企画展や放送ライブラリーも併せてドウゾ」(2019年11月28日付)
https://fuwarimeguri.blogspot.com/2019/11/blog-post_70.html
※ニュースパークが入っている建物は歴史的建造物。
◆「旧横浜商工奨励館(横浜情報文化センター)横浜市認定歴史的建造物 貴賓室は見学自由」(2019年11月28日付)
https://fuwarimeguri.blogspot.com/2019/11/blog-post_51.html
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