町田市民文学館ことばらんどにて、2025年3月23日まで開催されていた「落語展~ひとつおつきあいを願います」。※既に会期終了※
私は最終日に観に行ったンだよネ。
そして、その頃は梅や桜の撮影などで、時間がなくって、
レポ的なメモを当ブログにアップできなかった。
けど、すごく面白い展覧会だったから、備忘録として。
この展覧会は、落語初心者にもわかりやすかったし、興味深い展示資料がずらりと並んでいて、
このレベルで無料!で観覧させていただけるとは・・・!!
・・・という感じです。
ことばらんど、毎度すごい。
この展覧会では、落語がテーマの漫画「昭和元禄落語心中」を序盤に展示し、落語の世界へぐっと、観覧者をいざない、そして、落語のあり様や魅力について落語家・柳亭小痴楽師匠による案内、さらに名作落語と名人の紹介が続きました。
私が現地到着時は、ちょうど学芸員さん(?)による展示解説が実施されるタイミングでした。きっとその企画も目当てに来訪された方々がたくさんいらっしゃいました。性別や年齢様々で、落語って人気なんだナ~と思いました。
落語展のポスター、かっこいいですネ☆
こちらは、この展示会でも紹介されている漫画「昭和元禄落語心中」からのものだと思いマス。
なんと、会場内のポスターには作者ご本人様と思われるサインが・・・!!
「昭和元禄落語心中」は、テレビアニメ化、テレビドラマ化、そしてミュージカル化もされたようです。
めちゃくちゃ人気ですネ。
私は今のところ、会場で漫画を見たのみ…ですが、とても美しい絵。
ストーリーは、落語をあまり知らない私も引き込まれるような感じの・・・
ネームノート個人的には、柳亭小痴楽師匠がフィーチャーされた第2章が特に面白かったです。
落語のしぐさ一覧を、小痴楽師匠の写真と併せてわかりやすく紹介。
小痴楽師匠のインタビュー(一問一答)。
展示解説では、桂歌丸氏とのエピソードにも触れられていて、印象的でした。
「落語家の一日」
忙しい日・寄席だけの日・遠征の日、と分けて紹介。
興味深い。
落語の情報を日々フォローされている方だとイメージできることなのかもしれませんが、私は全くワカラナイことだったので・・・
仕事の日の持ち物。
余計な物が入ってナイ感じがする。
なんとネタ帳の展示!
・・・で、アトで気づいたのですが・・・・・・
私、ずいぶん前に小痴楽師匠の落語を聴いたことがある!!と。新宿にて。土曜日の夜。10年以上前です。
落語に詳しくない私もクスりとしちゃう前座だったのと、名前が印象的だったのと、シュッとしてらっしゃたので、なんとなく覚えていたのです。
落語を聴きに行った回数は実に少ないのに、実際に聴いたことがある落語家さんがアドバイザーをされた展示会に来れたなんて。ウレシイ。
名作落語と名人の紹介の展示エリアでは、展示資料を通じて、名作落語にはどのようなものがあるのかを知ることができてよかったです。
とても興味深い展示方法でした。
一つの作品について、二人の落語家さんの台詞や言い回しの違いがわかりやすく展示されているのです。
なお、ことばらんどの展覧会は、最後に、観覧者がメッセージの書き寄せができる一画がありマス。
そこには、展示されている落語家さんのファンや落語ファンの方々による熱いメッセージがたくさん集まっていました。
ことばらんどの展覧会は本当に面白い。
【町田市文学館ことばらんど】
所在地 東京都町田市原町田4-16-17
(JR横浜線「町田」駅から徒歩9分
(JR横浜線「町田」駅から徒歩9分
または小田急「町田」駅から徒歩10分)
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