東京・恵比寿にある写真と映像専門の美術館「東京都写真美術館」へ行ってきました。
近くへは何度も来たことあるけど、コチラでの展覧会を観るのは今回が初めてかも。
恵比寿ガーデンプレイス内にありますョ。
所在地 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
(JR「恵比寿」駅東口から徒歩約7分)
まずコチラを観ました。
『山沢栄子 私の現代』
会期:2019年11月12日(火)~2020年1月26日(日)
料金:一般700円
「山沢栄子 私の現代」は、国内で女性写真家の草分けとされる山沢栄子氏の写真展。生誕120年を記念しての開催とのこと。
山沢氏は1899年大阪生まれ、1920年代のアメリカで写真を学ばれました。当初はポートレート撮影が主な仕事でしたが、晩年の1980年代には抽象絵画のような写真作品を制作することで知られていたとのこと。
展示エリア入口にある唯一の写真撮影可能スポット。
いずれもすごく大きな写真となっています。
いずれもすごく大きな写真となっています。
向かって左側が作品「What I Am Doing No.9」(1980)という
抽象写真といわれるものの一つだと思います。形状と鮮やかな色に惹かれる。そして何だかかっこよさを感じます。
右側が作品「仔犬」(1958)だと思いマス。
なお、「仔犬」の英語の作品名は「Help!」とのこと。ナゼ?? でも、ワンちゃん、切ない目をしているように見えますネ。
ステキな写真がたくさんあったので、おみやげにポストカードがあったらヨカッタナ~と思いました(ミュージアムショップでは、少なくとも私が見た限りでは見当たりませんでした。実際に置いてあったらゴメンナサイ)。
・・・展示会を観終えて、絵画と写真って、似て非なるものなのか、それとも、すごく似てるものどうしと表現したほうが適切なのか??・・・とか考えてしまいました(^_^;)
なお、山沢氏は当初は絵画を学ぶことを目的に渡米されたンですよネ。
そして、写真家コンソエロ・カナガ氏の助手を務めて、写真の面白さに目覚め、写真家の道を進まれていったとのことです。
そして、コチラも観覧させて頂きました。
『写真新世紀 2019』
入場無料
「写真新世紀」は、写真表現の可能性に挑戦する新人写真家の発掘・育成・支援を目的に、キヤノンが1991年にスタート。
展示されている受賞作品は、
プリントされた写真だけでなく、静止画や動画もあり、また展示のされ方もユニーク。
写真展・・・というより、現代アート作品展という感じもします。
作品そばに、制作意図や審査員のコメントも添えられているのでわかりやすい。
特に印象的だった作品は・・・人のうめき声が聞こえてくるあの作品です。
写真に興味がある方に限らず、多くの方々を惹きつけそうな展示会だと思いました。
おすすめ!
訪問年月:2019年11月
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